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内容説明
サザエが新鮮だったから―。ただ、それだけの理由で、絶滅危惧種の貴重な貝を殺した凶悪犯。残虐な手口で罪なき命を奪った殺貝者を暴くために、相良宗介率いる生徒会特別捜査班が動き出した!むごたらしい犯行現場で、宗介のゲリラ的推理が意外な犯人を追いつめていく!?(『磯の香りのクックロビン』より)人外魔境の戦争バカ・相良宗介が正義の鉄槌をふるい、生まれついてのツッコミ娘・千鳥かなめが危地での潜入捜査に挑む!!激動の学園ミリタリー・コメディ、短編集第4弾!お楽しみ書き下ろし短編では、さかのぼること1年―マオ、クルツ、宗介のウルズチーム結成秘話が明かされる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
74
林水会長閣下がかっこよかった。あとウルズメンバーの成立過程も良かった。流石に勝手に貝を美味しいからと言ってつぼ焼きにするかなめもおかしいなと思う。2010/01/27
佐島楓
33
林水センパイの過去に、マオとソースケ・クルツとの出会い。これらの短篇はセットで読むべき。ソースケの本当の過去は、かなめが想像する以上に過酷なのだろう。2016/04/01
海猫
32
いつもの学園コメディに加えてシリーズキャラの過去に迫る短編があり、これまでの短編集と違った印象。この巻でシリーズの膨らみがぐっと増した感がある。2011/03/22
じお
14
★★★★☆ 再読。コメディ短編集4巻。面白い、内容覚えていても面白いってすごいなーと感じたり。過去話エピソードが多い巻。ダイクウマリュウガイキング…いやキングガイ、こんなフレーズよく思いつくよ。短編を象徴するキャラ、秀才なのか紙一重なのか(問題発言)な人、林水閣下の過去、古い学園ドラマのようなストーリーで純粋に良い話。スニーキングミッションでのソースケはお茶目で結構好き。マオ、クルツ、ソースケのチーム結成秘話、短いながらもよく出来ていてこれも良いですね。2021/08/28
ころも
12
やはり一番注目すべきは書き下ろし中編。宗介、クルツくん、マオ姐さんの出会いのエピソード、それぞれの特性が輝き すごくかっこいい(笑)。初めはクルツくん、マオ姐さんに対しこんな感じだったんだぁ…と。「姐さん」表記への移行にニヤリ。/4作目の後藤正二って賀東招二のモジリか…(笑)!コメディ色の濃い短編集ではたまに顔を出すガトー本人色(笑)。/(『男性車輌』)『女性車輌』は後年実現するよね(笑)、平成12年の時点では無かったみたい?13年前?/そしてあとがきの先生から読者への応援メッセージに心打たれる。2013/06/19