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内容説明
「第四藩王領で待ってるよ」あざけるかのような言葉を残し、姿を消したライフォン。石造りの橋と、街を縦横に走る美しい運河の都で、邪悪な少年は何を企むのか?待ち受ける危険な罠へと、フェイロン達は少しずつ近づいていた!!一方、ライフォンの魔手はユメへも伸びていた。人間と魔族の狭間で揺れ動き、“裏切り者”の烙印を押されたユメに、ライフォンは天使の微笑みをたたえて近づく。その美しい笑顔の下に、おぞましい悪意を隠して―。ライフォンは誰の想像をも越える異常な速度で成長を遂げ、今やフェイロンの前に立ちふさがる脅威となって密やかにその牙を研いでいた。