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内容説明
彼の名前は南雲慶一郎。東に強い男がいればぶちのめし、西に恐るべき武術があれば挑戦する。地上最強の格闘家だ。そんな彼が都立大門高校の英語教師として招かれた。なんと、超高校級の問題児・草剪静馬対策のためだけに大門高校の藤堂校長が呼んだのだ。―何故に自分が?―訝しがる慶一郎に藤堂は語るのであった。「彼は高校生レベルの問題児ではないのだ、それに…」校長が語った内容は慶一郎を驚愕させるに充分であった。だが、慶一郎にも他人に語ることのできない秘密を持っていた。そう、異世界で勇者をやっているという秘密が…。鬼才・雑賀礼史が熱く描く学園ファンタジーアクション小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤原
6
たまに異世界に召喚される系のマッチョ大男で達人のオッサンがひょんなことから荒れた高校の教師になるという盛りまくった話。ひと世代前の話だからかカジュアルに教師が暴力ふるいまくってるのがちょっと新鮮。クソガキをしばき倒す役として雇われてるから当然か。学校の内は当然、外もチーマーとか蔓延っててやたらと殺伐としている世界観。嫌いじゃないのだけどいかんせんノリが古い。2021/04/21
ナンさん
1
そう言えば当時は世の中が総合格闘技やキング・オブ・ファイターズやらストリートファイター等々ゲームセンターで格闘ゲーム花盛りだったなぁ。その中でのこの作品と言う。異世界召喚物もこの作品辺りが割と先駆けな感じがする。当時は長期シリーズになりそうな予感はしたけど、まさか外伝含めて29巻にも成ったりアニメ化されたりするとは思わず😅2021/06/02
タタリ
1
再読。この王道な感じ、たまらん。2012/12/13
いっぺい
0
ファンタジー小説の中でも好きな一冊。
五十貝ボタン
0
自作の参考のため、先行ジャンル研究。格闘ゲーム風の世界観に当時流行のテクノロジー的異世界描写を足した作品。一作のみでは、異世界要素は少し余計に感じられるかも。無茶な設定ですが、キャラクターのしん城は過不足なく描かれていて読みやすい。2020/04/25