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内容説明
1995年初夏、宇宙より飛来した巨大な“釣鐘”型の宇宙船を前に、世界中大パニック!こんな人類未曾有の危機に試験なんてやっている場合じゃないわよね―なんて期待してたんだけど、しっかり行なわれるのよね、期末試験。あーあ、がっかり。ま、そういうわけであたしと沙絵は毎日試験強勉に励んでいた。そんなある日、あたしたちの前に一人の男の子が現われる。ちょっとハンサムなその彼はなんと中学時代の同級生津田毅くんだった。背が伸び、ずっとカッコ良くなった津田くん。そんな彼を前に、あたしはあのころ言いだせずに終わってしまった“想い”を思い出していた…。恋の季節に訪れた、ときめきの出会いに揺れる七香の乙女心を描く、ハートフルファンタジー第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶうたん
6
エブリデイマジック。魔法は存在してるけど、今回の本筋はメインの語り手を変えての青春もの。章ごとに語り手を変えて展開されるストーリーは軽快そのもの。いい歳して何だけど、結構楽しかった。それにしても水と油的に筆致を変えて挿入されるツリガネのエピソードは、今後どう発展していくのだろうか。アニメはまだ観ていません。2023/01/05
読み人知らず
2
七香の恋の話。今は油壺のことが好きらしい。でも彼は高倉が好きで高倉は紗江が好きで紗江は、、、だれがすきなんでしょう??2010/07/06
あかふく
0
七香の恋愛話とツリガネの飛来を同時に語る巻。登場人物の中でも七香が一番普通というところで、普通に良い話になってました。こちらも一巻に引き続き巻末に鼎談収録。2012/08/17