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内容説明
『ジングルベル』や『赤鼻のトナカイ』がBGMとなる季節。歳末商戦で賑わう街で、「ザンヤルマの剣士」矢神遼はイェマドの「遺産管理人」裏次郎に遭遇した。―現人類の愚かさを証明せんがため、ひとびとに超古代文明の遺産を分け与え、世に混乱と破壊をもたらす危険な人物。そして、遼に「剣」を与えた張本人でもある。今では完全な敵対関係にある二人。遼の身体に緊張がはしる。…だが、裏次郎の態度は、いつもの傲慢で冷笑的なものではなかった。「実は相談事というか、少し面倒なことが持ち上がってな―」そのとき、異変は起こった。―書き下ろし伝奇アクション・シリーズ、白熱の第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MNK2
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新展開の導入部分にあたる本巻。導入部分の話は好きだが、全体の内容としてはあまり好きじゃない。2015/07/06
ファーリア
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ここから新展開。あとがきのクイズ誰が辛いでしょう、全部正解だと思う2015/07/25
gayuu_fujina
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物語的には、個人の暴走というローカルな枠組みから組織戦へと移行するターニングポイント的な本。2010/04/03
gayuu_fujina
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読んだ当時は、幼児性が強く、キレる子供というのがマスコミの流行でしたっけ。でも、幼児性が高いのは大人も同様でしたと言う辺りが、本当に現代にも通じる話なので、先見性に驚く。
雪待
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クリスマスシーズンという事で再読。暗くて後ろ向きだけど前に進まなければ生きてはゆけぬ。今も本質は変わらないけど、あの頃はそういう時代だったのだ。2018/12/17