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内容説明
リジィオは漆黒の闇の中を、依頼人のアリアズナとともに歩いていた。「ごめんなさいね、リジィオ」行き倒れていたところを助けられたとはいえ、彼女の依頼どおりにやって来た所は、真夜中の墓地。いったい彼女はこんな所になんの用があるのだろう…。リジィオの鼻腔に冒険の香りが広がる。史上最強の借金取りスティン、押しかけ弟子のシザリオン、笑い上戸の獣人ムスターファたちにつきまとわれて、リジィオは今日もかわらぬ借金返済の日々。あぁ、返しおわるのはいつの事やら…。表題作を含む三編に書き下ろし二編を加えた、大好評のシリーズ第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ALLE
2
本棚整理中に発掘。死者を甦らせて、ずっと生かすこと=復讐という、アリアズナの復讐は心底恐い。アーネストの生きている時にもっとちゃんとしておけば良かったという叫びはとても切ない。こういう話は最近の本では少ない気がする。もっと読みたいなぁ。2011/08/29
りんこ
0
再読。リジオシリーズ第二巻 なんとここでもう古代神人になってしまっている。こんな早かったっけか? それにしても本当にリジオってばかぎりなく完璧に近い男☆すごーく優しくて顔も良くて道士の力も強くて。リジオって苦労しつつも人間的に成長できるような人との出会いにも恵まれてるとは思う。そうじゃない人もけっこういるが(笑)幸せになって欲しいな~としみじみ思ってしまった。2012/06/01
higurasias
0
鶴田謙二の表紙が好き。
とも
0
死を選ぶ権利はあるんだろうか。2011/01/13
栗山 陸
0
覚醒を鬱陶しがる主人公ってのもなかなかいないもんだなあ。「なんだよこの髪」って感じで。」2010/05/30