富士見ファンタジア文庫<br> 風の大陸〈外伝 3〉虹の時間(とき)

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富士見ファンタジア文庫
風の大陸〈外伝 3〉虹の時間(とき)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784829124505
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ティーエは山を下りた。人間の世界に戻るために…。最初の目的地はハイセレの村。ケントウリ族を神と崇める素朴な人々の住む山里だ。だが、初めて出会った人々の思念は、ティーエをとまどわせ、恐怖させた。ティーエは逃げだし、森に隠れた。その夜、山は嵐に包まれた。そのころ…。イルアデルは決断を迫られていた。グラウルは囁く、あなたが生き残り、王位に就くには、他に途はないのだ、と―。父王暗殺。イルアデルの心は嵐の中の木木の梢のように揺れた。だが…。ティーエ、ラクシ、ボイス、そしてイルアデル。若者たちが出会い、その運命を絡み合わせる以前、それぞれの道を歩みはじめたばかりの頃を描く、ファン待望の書き下ろし短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

27
ティーエ イルアデル&グラウル ラクシ&ハラドは楽しめたのだけれど、『大河』ボイスに脱力。『恋にも至らなかった〜胸を暖めたのだった』―完― 朴念人にすら至らない。―完―の上に【鈍】を加えて読了。後期のナリスを徹底的に漂白して黒さのもろもろ落とし、慈愛加えたらハラドになりそう。2010/10/05

エンブレムT

21
滅びに向かう大陸を、旅する3人の若者達。それぞれが出会う前にはどんな出来事があったのか。ファンサービス的な外伝でした。山の神と間違えられ戸惑うティーエ。ホラーな展開に立ち向かうラクシ。そして、何がしたいのかサッパリわからないボイス(爆)・・・・・・この、人を疑うということをしない3人が旅なんかしてて大丈夫なんだろか?と、心配になったファンも多かろう!ボイスの物語なんて、美しいイラストと共に「恋にも至らなかった淡い思い」などとまとめられてますが「・・・え?・・・」としか言いようがありませんでした(笑)2010/08/20

珂音

14
ティーエが山を降りた直後、ラクシと出会う前の話とラクシがまだお姫さまだった頃の2編を収録。ついに寄り道(外伝)も読み終わってしまった、残るは最終章28巻のみ。2010/07/25

朱音

11
期待して(何を?)読んだわりに不完全燃焼な短編。主役3人(ともう一人)が出会う前の挿話なのだがティーエ編は本編の補完的で本編中に入れておいても良かったのでは?説明が二重になるのは本編読んだ人にはダブるんだよね。描き足りなかったから書かれたものかな?ボイス編はなんじゃこれ?(笑)でもやっぱり朴念仁「何が何だかわからなかったが、嫌な感じはしなかった」18歳の健康な男子がこれかい!だからアンタはもう…!!ラクシ編は兄君との描写が良かった。兄ちゃんいい人だな~。確かにこのとき彼女虫平気だわな(笑)2010/09/07

mayuri(Toli)

6
ボイスよ、あなたは何がしたいんだ! と突っ込みたくなった巻、 そしてイルアデルは本当に孤独だなあと。 ラクシとハラドのお話は楽しめました。 ラクシは兄とかと話してるときは本当に可憐な女の子で可愛い。 ハラド様は正統派な君主って感じがポイント高かったです。2011/09/26

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