富士見ファンタジア文庫<br> クジラのソラ〈01〉

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富士見ファンタジア文庫
クジラのソラ〈01〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829118627
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

10年前。地球は異星人の圧倒的艦隊の前に全面降伏した。彼らが人類に課したのはたったひとつのシステム。“ゲーム”。各国政府の後押しをうけ、人々は“ゲーム”に熱狂した―。“ゲーム”のWG優勝者であり、宇宙へ旅立った兄の後を追う少女・桟敷原雫。しかし、チームメイトと仲間割れし参加資格を失ってしまった雫は、伝説のメカニックと言われる聖一を自分のチーム“ジュライ”に引き入れようと奮闘する。「仲間になってもいい。ただし、彼女に勝ったらな」。聖一が出した条件。それは、従妹の冬湖に“ゲーム”で勝つこと。雫は勇んで“ゲーム”に臨むが!?「リリック―くじらたちの歌を聞くの」宙にくじらの旋律が響く時、“ゲーム”は真実の姿を雫の前に現す―。スペース・ファンタジー開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せんにん

3
異星人の艦隊により全面降伏した地球。彼らが残していったのは、たった一つのシステム"戦争ゲーム"。1年に一度、三人一組で挑む物語。SF×スポ根。ほのかに百合。艦隊戦の描写が分かりづらいけど雰囲気と世界観で読ませていく。《ゲーム》に囚われた子供たちが何を見つけて何を求めていくのか……。会話のテンポが心地よいなぁ。2023/12/27

ただの猫好き

2
イベントだけを描写してるせいか、違和感を覚える部分が多かった。しかし爽快感を感じるいい作品だと思う2010/04/27

Tenco

1
真っ先に『幼年期の終り』が思い浮かんだ。「くじらたちの歌」=絶対的存在。「ゼイその他の異星人」=絶対的存在から命を受け人類に接触するものたち。「人類(特にアウターシンガー)」=絶対的存在が求める何らかの能力(創造力とか)を持つ者。……という解釈で良いんだろうか?すごいスケールの話が始まった感はある。今後の展開が楽しみ。2019/09/09

ごんぞう

1
★★ ひさびさのSFライトノベル。架空のゲームが題材でそれなりに面白かった。続きは面白くなるのかどうか。

niwaniwatori

1
誰に感情移入すればいいのかわからないし、戦闘シーンはルールが不明瞭でイメージしづらいし、自分の都合しか考えてない登場人物ばかりだし、SFパロディはわかりにくいしと大量の欠点を抱えているのになぜか好きなシリーズ。2006/09/20

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