富士見ファンタジア文庫<br> A君(17)の戦争〈1〉まもるべきもの (新装版)

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富士見ファンタジア文庫
A君(17)の戦争〈1〉まもるべきもの (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829117033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

―やってやる。こいつに教え込んでやる。僕が感じてきた痛みと同じものを。小野寺剛士、17歳。天抜高校二年生。ちんちくりんな見かけで気も小さい。しかし、追い詰められると、恐怖と恨みをエネルギーに変換する高速怨念増殖炉を内蔵した、アブないヤツ。そんな彼が、ふたつの太陽が輝く異世界に救世主として召喚されてしまった!しかも、人族の迫害に苦しむ魔族たちの支配者、「魔王」として!?四面楚歌の状況の中で、はらなきゃならない意地をみせて剛士が繰り広げる大逆転ピカレスクバトル。時代が呼んだニューヒーローがいま、ここに登場した!きみにまもるべきものはあるか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

52
某作家が変名で書いたと聞いて読む。一応真偽はわからないのですが、自分の中ではそちらの方が面白いと思うので事実と認定しております。内容自体は異世界転移した先で、軍師として活躍するという割とありふれた内容なんだけど…うん、戦争のシーンとかあの作家の面影がいくらか見られるわ。流石にあの硝煙の匂いがする世界観をそのまま持ってくるわけにはいかなかったのか、時の文は割とおちゃらけ気味。一巻は序章という感じだが、隣国から征服戦争を仕掛けられているという設定自体は皇国…もといある作品を彷彿させるので、今後が楽しみです。2021/02/14

のれん

9
古き良きラノベ創生期にあった幻想仮想戦記もの。 地の文にメタネタを入れつつも本題の理不尽を打ち壊すための武力を肯定する部分だけは茶化さない。 作者は未完の傑作の制作者と同一人物だとされているが、どちらにせよ、この作品の魅力は軍事一色、強烈なまでに彩るのは軍人の美学であることに変わりは無い。 美女を泣かせ、熾烈な決断を下し、自らに辛勝という名の犠牲を払うよう命じる。 これぞラノベミリタリーもの。未完ものはあまり手が進まないが、やはり面白いものは読みたくなるものだ。2020/04/27

sho235711

3
★★★★主人公キャラが特徴的でよいね。昔借りて読んだはずだけど内容全然覚えて無かった。2015/02/25

オダ

1
ファンタジー世界呼び出されて「前いたとこでは誰もあなたを必要としていないけどここではちがいます」と言われてひとりで戦争の勝敗を決めるような英雄なしに泥臭い戦争を指揮するようになる話。あとこんなかわいい子が自分をキモがらずに世話してくれるのはおかしい! と思っていたら一国を背負えと迫られる。2015/02/24

ゴジラ 芹沢

1
言い回しは特徴的だが結構笑えたのでまぁいいや。主人公が戦場を指揮する立場にあるというのは最近だとマジオペを思い浮かべるが、こっちの方が面白い。いやぁ、傑作だ。キャラもいい感じに建っているし、早く続きが読みたい。2014/11/17

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