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内容説明
「月」に住まう「神」リュキュートの手を逃れ、メイの母・ルファードリオンの領域へやってきたシンたち。はやる心を抑え、シンとメイは道をゆく。無限の迷宮を進み、やがて現れた街並み。そこには、ルファードリオンに仕える獣人たち―翠月の戦士たちが領域を守りつづけていた。「メイの両親を、救う。できるかどうかはわかんねえ。けど、やる。やってみる」目指す地を目前に、運命は大きく揺れ動いた!律崩術もなく、武器もなく。ただ闘志だけを胸に、最後の戦いへとシンは向かう。勇気って、本当の強さってなんなのだろう?感動の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じお
8
★★★☆☆ 再読。神が住まう地にとうとうたどり着いたシン達、そこに住むリワーダー達と協力しメイの両親を解放するべく奔走する、主人公は戦わない完結の冒険ファンタジー第6巻。面白かったです、最終的に主人公は知恵要員、神についての謎が明かされたり、リワーダー同士の決戦があったりしますが全体的には盛り上がりは欠けてるかも、ただ色々インフレしてないせいか、綺麗にまとまっていてサックリ読むには良いファンタジーだったと思います。2024/01/15
読み人知らず
2
最終巻でした。ハッピーエンドで終わる。ただやっぱり、小さくまとまってしまった印象があるなあ。ちょっと残念。2014/02/15
ゲシャン
1
6巻目にして最終巻。少しごちゃごちゃした感じはあるけど、ハッピーエンドに落ち着いて何より。メイの本当の姿の絵が見たかったなー2014/05/24
みどり
1
とりあえず、丸く収まりましたとさ。もうちょっとひねりが欲しかったところだけど、まぁこんなもんか、というところですかね。さくっと読み終わりました。適度な長さで落ちがつくのはいいことです。2014/01/12
結城あすか
1
神を含む世界の構造そのものが上位である外界の創造主によって作られたものだって話は『スレイヤーズ』の世界にも共通するものがあるけど、そこまでこの作品世界が魅力的に描かれていたかというと、それは疑問にょ。むしろ世界を転々と逃げ回らず、ヒュームの世界で固定されてた方が世界感のリアリティはあったんじゃないのかにょ。ま、世界の構造そのものも狙ったギャグのつもりだったんだろうけど、物語に切迫感が無くて思い切り外しまくってる感じだにょ。2006/04/19