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内容説明
黒い、手袋。まるで手錠のような黒い手袋を少年はしていた。「キミ…は…」ちひろは茫然と呟いた。世界が赤い。血に塗れ、日常はとうに崩壊している。そこに、ちひろの憧れた、黒い手袋の少年が立っていた―。『魂』の実在が証明され、人類の大半が「烙印」を刻まれた未来。女子高生、緋原・ちひろ・ランカスターは、烙印局の捜査官・キズナと出会う。彼は、〈烙印〉の副作用である特殊能力“傷”の持ち主、そしてちひろが幼い頃から忘れられない人だった。一方キズナは、死んだはずの姉・未冬が生きていること、そして彼女が烙印システムに関わりがあることを知り…。心の“傷”が力になる！ネオ・サイコ・アクション登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
半木 糺
1
魂がデジタル化された近未来を描いた作品。物の記憶を自らのものとする「インストール」という能力を持った刀使いの主人公と、射撃競技をたしなむ少女の話。戦闘描写が丁寧であった。2005/02/19
K-Wing
0
多少設定についていけないところがあったけど面白かった。 魂をデジタル化するのは分かるけど、なんでそれで魂抜けちゃってんの？2014/01/03
桜乱
0
キズナの傷発生の話は辛い、ヤクシャアのもきつい。なんとままならない戦いか、半生半死の者達に助けられ孤独に生き残った少年と助けを求める教え子の恐怖の顔のまま看とることしかできなかった男と…2012/09/28
mond55
0
よかった、大分前の作品でしたが、真の通った傷持ちたちの物語でした。 主人公の思い、、、 彼らが助けてくれた理由が今ならわかる。に、じーん_φ(･_･2012/07/21
虚和
0
三田さんが昔に書いた作品だけど、なかなかどうして面白かったｗｗｗ千尋が可愛すぎてヤバいですなホントに！
