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富士見ファンタジア文庫
てくてくとぼく―旅立ちの歌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829116364
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「その向こうにはなにがあるの?」少女は尋ねた。「さぁな、行けばわかるよ」少年は答えた。空を見上げて。「行けば…わかるんだよね。」鉄の巨大なケーブルの上に、少女の静かで、そして甘い声が響いた。遠い昔のことなのか、とても未来のことなのか、かつて栄華を誇ったヒトという種族は細々と砂の海に囲まれ、鉄の塔に寄り添いながら生きていた。塔の街に住み発条職人として生きる少年セイ。かつて旅人として街に流れ着いた彼は、知り合った少女リーゼと地下の遺跡にて罪人と呼ばれる存在を発見する。禁忌の存在を―。新鋭・枯野瑛が描くヒーリング・ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海星梨

1
好きだわ。「ポストガール」思い出したり。世紀末風の世界観好きなのかな自分。SFとファンタジーの間みたいな。キーリとかもそうよね。続きあっても良さそうなのにないのか。久々に良いラノベを読んだので、この作者さんを追いかけようと思う。2015/03/12

永山祐介

1
発条 《 ばね 》 仕掛けの自動人形のお話。良いイメージだなあ。登場人物皆が優しくて、読後感が穏やか。派手さはないけれど、良い話だと思います。非常に好み。2004/08/24

みるく

0
あとがき「では次の巻、白い砂海の彼方でお会いしましょう。」 ...おや?2015/08/09

niwaniwatori

0
同じ作者の新作シリーズ「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」を読んでいたらこの作品を思い出したので、再読。もともと美しい世界を描くことに定評のある作者だが、この本で描かれる塔街は特に美麗だった。惜しむらくは、ストーリーが全くライトノベル読者向けではなかったこと。タイトルのつきかたからすると当初はシリーズものを予定していたと思われるが、続刊はない。2015/01/08

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