富士見ファンタジア文庫<br> BLACK BLOOD BROTHERS〈1〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸

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富士見ファンタジア文庫
BLACK BLOOD BROTHERS〈1〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829116296
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

空には満月。その光を浴びて、疾風のように駆け抜ける赤い影。手には一振りの日本刀を携え、ビルからビルへ跳躍を繰り返す。ジローは疾走する。弟を取り戻すために。己の願いを叶えるために。―そして。敵を確認し、牙を閃かせて笑う。今の自分は、どんな相手でも滅ぼせると知っているから。特区。滅び去ったはずの吸血鬼が、人間と共存できる世界で唯一の場所。その特区で、吸血鬼・望月ジローとコタロウの兄弟と、人間・葛城ミミコが出会った時、運命は孵化へと進み始める。黒と赤に彩られた生と死、そしてそれを超越した吸血鬼の物語、ここに開幕!キミは闇の血族の伝説を目撃する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

30
Dクラ、レイブンズ同様闇の世界に生きる人達を描いた現代吸血鬼アクション作品。銀刀の異名で恐れられる吸血鬼ジローとその弟コタロウそして度胸のあるヒロインミミコとどのキャラも個性的で魅力溢れてるな。人間と吸血鬼の2種族間だけでなく吸血鬼の間でも血族の問題があったりと濃い設定たっぷり。ジローとコタロウ兄弟には悲しい運命が待ち構えているがこの物語の終わり方がどうなるのか楽しみですね。2014/09/08

のれん

11
あざの公平って代表作悩むけれど、中でも今作を挙げる方はそこそこ多いんじゃないだろうか。 BBBの略称で愛される吸血鬼もの。 血族という種族間争いが現実ネタを想起させつつ、エンタメにまとめたストーリー。設定が適度に明かされて魅力がすっと増すキャラ。 スロースタートとよく言われる作家だが、今作においては掴みから上々の滑り出し。タイトルも上手く決まってるし。あとやっぱり厨二感をくすぐる二つ名は良いです。シンプルなのがまさにいぶし銀で良い。2021/08/11

rainmaker

10
「これから特区での日々が始まる。私にとって最後の、そしてたぶん、最高に楽しい日々です」/あざの耕平さんの名作BBBの1巻目。黒と赤に彩られた物語。久々に再読しました。こちらはうちの家宝にしたいほど大好きなシリーズです(笑)。1巻目でも、練られた舞台設定で面白いですが、あざのさんはスロースターターと呼ばれているとおり、物語はここから巻を重ねるごとに鰻登りに面白くなります。では、すぐに次巻へ。2016/05/11

晦夢

7
序章。設定がいいよね。あと伏線とかもこれから楽しみだな。2013/11/28

あわうみ

7
再読。かなりの数の伏線があり、2回目は1回目以上に楽しめたと言えるかもしれません。とにかく面白い!このシリーズがどうしてこんなに有名でないのか理解ができないです。1巻のすごいところは、まだこの巻が「オープニング」でしかないということ。敵役が1人も出てきてないし(笑)2010/11/05

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