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内容説明
銀髪の男の腕に抱かれ、女はまるで眠っているように見えた。その胸から流れ出る血は、すでに勢いを失っている。男は凄まじい形相でこちら―赤髪の男が手にした聖咎の剣を見つめた。血に濡れた剣は、二人を戻れない未来へと誘ってゆくのだった…。天界と堕界を分かつ混沌の大地、アルカーナ大陸。その地で、赤髪の黒印騎士ジークはある男を追っていた。名をドラクロワ。かつて理想を掲げ合い、共に戦った友。だが、今は倒すべき相手。二人の間に一体何が?その決着とは?一途ゆえに切ない者たちの戦いが今始まる!消せない絆を賭けた、大軍勢バトル・ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
22
手堅く面白い!まるでラノベファンタジー物のお手本のような作品^^;発行当時ならドハマリしたかも。2024/07/23
キーツ(Nob Arakawa)
10
富士見&カプコン共同企画と言うことで間違いなく複数人のアイデアが持ち寄られた節がアリアリ=キャラデザ関係については冲方センセらしからぬ造形が見受けられるのは確か。けれども小説化されたならば、やはりらしい動きになってくるのは冲方イズムならでは。惜しむらくはメディアミックスの都合で超長編化は無理であり文庫1冊分として一定の大団円を迎えねばならなかった為に少々詰め込み過ぎ&端折った感が見受けられること。このあたりは続巻ゼロおよび01以降でみっちり補完してくれるだろうってことで期待。2016/07/26
エルナイン
7
ゲームソフトと共同制作した作品。設定自体はさほど目新しいものが少ないが、緊迫感のある展開と、キャラクターの魅力、綿密に計算された伏線が相まって、最後までダレることなくグイグイ引っ張られる。ただし物語の展開よりも設定を第一に添えてしまったせいか(大人の事情ゆえに著者に落ち度はないが)、予想を裏切られる展開がほとんどない。落ち着くところに落ち着いてしまった、そんな印象を拭えない。面白いのだが、設定のせいで著者の自由が拘束され、冲方丁の良さを劇中で出し切れたとは言い難い。第2期シリーズのほうが個人的には好き。2010/10/26
ぶらっどおれんじ
7
冲方氏にハマったきっかけの作品。最初はジャケ買いだったのに、気付いたら最後には涙を流す自分がいた。展開は確かにありがちかもしれないけど……場面の見せ方や言葉の言い回しで泣かされました。2009/01/21
Reino
6
まさか1冊でここまで詰め込まれているとは、というのが、読み終わった時の感想だった。二人の戦いでありながら、戦争の犠牲を軽く描くこともなく、読み応えがあった。このあとの続刊も、手に入れば読みたいが、しかし見つかるかな……。2012/05/17