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内容説明
人の温もりを失ってからもう何年経ったのだろうか?哀しみではなく、嬉しさに涙を流したのはいつだったろうか?幼いとき、無理矢理改造手術を受けさせられ“戦鎧鬼”となり、“人”としての温かい肉体を失ったその日から、ライオットは人としての幸せを、女としての心を捨てた…はずだった…。が、そんな彼女の前に一人の男が現れる。レギオス―邪神との戦いで両親を失った子供たちを集めて自給自足の開拓村を営む男だ。平穏な村に滞在するうちに、久しく失われていた安らぎを思い出した彼女に、ある日レギオスが告げた。「ここで、一緒に暮らさないか?」突然の告白に嬉しくもとまどうライオット。だが、この平和なひとときの間にも、邪神たちの卑劣な魔の手は着々と忍び寄っていた…。センチメンタル・アクション・ファンタジー第4弾。