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内容説明
ミレルとアイラ、二人の女性に愛を告白されたリウイ。彼はその答として、同僚の女性魔術師に指輪を贈った。「本気にするわよ」「ああ、いいぜ」たとえそれが、リウイが冒険者であることを一番に考え、出した結論でもアイラは嬉しかった。そして彼女にとって、これからが幸せの日々になるはずだった。その指輪が普通の指輪であったなら―。だが、その指輪は古代魔法王国時代に造られた、魔法の指輪だったのだ。それと知りながらも、アイラは指輪を左手の薬指にはめていく。それが魔法戦士の新たな試練になることも知らずに―リウイ序章シリーズ、クライマックス。怒濤のアレクラスト・サーガ第1部完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空猫
7
再読。女殺しと言われた人間が、自分以外は女性だらけというパーティーを組んでいる。男女の関係というわけではないのだが、全くそういう関係でないわけでもないという微妙な関係で冒険が続けられている、その理由と背景についての序章完結。描くために9巻もの長さを使った割に、結論的にはあっさりパートナーを決めたなという印象。本当に9巻もあったのかと疑いたくなるほど、ともかく読み進めやすい「ライト(軽さ)」を実感した小説。2014/08/22
barcarola
4
これで漸く本編へと繋がってゆく。戦闘シーンは……まぁ仕方ないか。2023/07/30
おやぶん
2
リウイ達の始まりを綴った物語がとりあえず終幕を迎えます。 ここから彼らの本当の冒険が始まる事になるようです。 今作の最後では英雄たちも戦いに加わることになり さらっと表現されてるけど想像力を働かせつつ楽しめました。 これから本当に楽しめそうなんかな。2016/07/09
ともぞう
2
一応これで、はじめの読み切りに戻る。 指輪の君はなぜってのがやっとわかりました。2016/07/05
空猫
1
初読。プレシリーズ、完結。2007/04/25