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内容説明
やってやる。こいつに教え込んでやる。僕が感じてきた痛みと同じものを。小野寺剛士、17歳。天抜高校2年生。ちんちくりんな見かけで気も小さい。しかし、追い詰められると、恐怖と恨みをエネルギーに変換する高速怨念増殖炉を内蔵した、アブないヤツ。そんな彼が、ふたつの太陽が輝く異世界に救世主として召喚されてしまった!しかも、人族の迫慨に苦しむ魔族たちの支配者、「魔王」として!?四面楚歌の状況の中で、はらなきゃならない意地をみせて剛士が繰り広げる大逆転ピカレスクバトル。時代が呼んだニューヒーローがいま、ここに登場した!男には、まもらねばならないものがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろびん
4
異世界転移だけどモノの取り寄せは出来るのか……。兵器取り寄せれば、と思ったけど制限あるのかな。2017/09/12
こぼこぼ
2
再読。初版は2001年かぁ。なろう系のはしりになるのかな?他の佐藤大輔作品(豪屋大介=佐藤大輔説を採っています)と同様に「良き羊飼い」の物語である。いきなり大会戦に巻き込まれた剛士君が熱い。「エルフと戦車と僕の毎日」より好きかも。2018/11/28
Glitter
0
佐藤大輔追悼。皇国の守護者のライトノベル版。通常の仮想戦記よりは好き勝手動かせると思うので大胆な戦術が飛び出してくることに期待。2017/04/21
半木 糺
0
現在キャラクター小説界では「主人公が異世界に召喚される」型のストーリーが流行している。本作は、いわばそのような作品群のはしりとも言えるものである。主人公の小野寺剛士はいじめられてはいるが、異常なまでの粘着質な思考力と軍事の才能を持っている。その才能をもってして異世界の魔王として闘っていくというストーリーである。ファンタジーというよりは、架空戦記に近いテイストの作品。背景には、何か壮大な陰謀が蠢いているかのような描写があるが、著者が途中で作品を放り出したため、結局よく分からないままになってしまっている。2004/12/13
もだんたいむす
0
2013.09.21 読了2013/09/21