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内容説明
「にょわあああああ~」パシフィカの間抜けな悲鳴が静けさを突き破る。「あぶ、あぶあぶう」執拗にパシフィカを襲う、愛らしい顔と涎まみれのちっちゃい手。なんと、三姉兄妹は追われる身でありながら赤ちゃんを拾ってしまったのだ!!新しい家族が出来てはしゃぐパシフィカだったが、ミルクにおむつに夜泣きと、問題は山積み。さらには、子育てに疲れ果てた彼女たちの前に怪しい男たちが立ちはだかる。人買いか?はたまた新手の刺客か?子育て“ごっこ”を通して真の家族のあり方を描き出す、ハートフルファンタジー第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えーてる
1
文字どおり通りすがりの巻き込まれエピソードだった。見ず知らずの赤ん坊の面倒を見ることになって、疑似家族である自分たちの絆を確かめる、一応そういう構造になっているとはいえ、寄り道エピソードでしかなかったなぁという印象。ここのところずっとそんな展開が続いている気がする。「戦旗術」というアイデアは面白かった。さも本当のことのように創作を語ってみせるのは、作者の技量の高さを感じる。語りの巧さと言葉遊びの達者ところが、そりゃ人気も出て当然だろうと思わせてくれる。2017/03/21
higurashi
1
今まで読んだ本の中でベスト5に入るくらいに執事がえげつなかった。2011/04/12
K-Wing
0
王女一行、子守りをする。 ぶっ飛び執事さんが怖かったな、なまじ能力が高いだけに…。2015/10/12
じお
0
★★★☆☆ 廃棄王女一行赤ん坊を拾うの巻、変態執事やばい。パシフィカの繊細な心情や、元モータルストームの激強オサーンとのバトル、不穏な空気が漂い始めるライヴァン王国など、色々読みどころがある巻。執事の予想以上の凶もとい強キャラっぷりも中々印象深い2014/11/14
cgatocairb
0
B2009/05/09