ゼウスガーデン衰亡史

ゼウスガーデン衰亡史

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  • サイズ B6判/ページ数 379p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784828822280
  • NDC分類 913.6

内容説明

奇抜なアトラクションの数々が、快楽至上の世界を出み出した。近未来の巨大な快楽国家(ゆうえんち)!ここは大きな秘密の隠し場所。著者初の長篇小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

37
★★★★☆面白い。SF的側面、国や企業の衰亡史としても、ゼウスガーデン(遊戯場)のアトラクションの発想としても、権力の権謀術数やかけひきとしても楽しめる。2017/02/18

眠る山猫屋

26
再読。1980年代に東京の一角で生まれた遊戯場が日本を席巻し、2070年代に滅びるまでを描いた偽史。創始者の双子の天才を始め、様々な怪人奇人、偉大な人物から天才、悪党、政治的怪物などなど様々な人物がゼウスガーデンなる〝遊園地〟を形創っていく。究極の快楽を提供すべく変革していくゼウスガーデン。これが書かれた時代を考えると、なんたる先見性!過不足は様々有れど、この言葉遊びと未来観、エッジ利き過ぎてませんか?ローマ帝国の興亡を読むような圧巻の歴史絵巻。2018/03/28

inugamix

3
途方もない巨大遊戯場をめぐる偽史もの。おそろしいほどの丹念さ。2015/02/13

mu1059

1
ありえなさすぎで笑える。真面目っぽく描写しているところがシュール。2009/09/18

Dr. Hiro Tanaka

0
あまり好きになれなかった。荒唐無稽な話だけど、美的にちょっと自分には合わなかった。話も延々と組織内の政治闘争が続くだけという感じ。後半は暴力的な闘争になっていくけど。教祖が死んだ後のカルト団体内の権力闘争みたいな話で、面白いとは感じられなかった。よく言えば狂い咲きサンダーロード的な世界観かな。色褪せて見える2023/03/12

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