真実の中国史(1840‐1949)

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真実の中国史(1840‐1949)

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784828416489
  • NDC分類 222.06
  • Cコード C0095

内容説明

歴史とは勝者によってつくられる。毛沢東によって書き換えられた歴史を鵜呑みにしてきた日本人に、まったく違っていたウソの中国史を暴く。

目次

序章 「真実の中国史」を知る前に(歴史はもともと「古代」と「現代」しか存在しない;日本人と中国人では土地に対する感覚が違う ほか)
第1章 中国の半植民地化は「アヘン戦争」からではない(1840~1860)(中国現代史の始まりは日清戦争敗北後からだった;毛沢東が書き換えた、アヘン戦争からの中国現代史 ほか)
第2章 中国に本当の西洋化など存在しない(1861~1900)(中国の歴史はウソだらけである;中国人は他人をまったく信用していない ほか)
第3章 国とは呼べない中華民国からはじめて国家意識が生まれる(1901~1930)(教えられたことに疑いを持つという教訓;中国の新しい時代は義和団の乱以降に始まる ほか)
第4章 歴史上、一度もまとまったことのない中国(1931~1949)(中国の地名が何度も変わるのはなぜか;「共産主義」対「帝国主義」という考え方の愚 ほか)

著者等紹介

宮脇淳子[ミヤワキジュンコ]
1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中より岡田英弘からモンゴル語・満州語・中国史を、その後、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学・国士舘大学非常勤講師

岡田英弘[オカダヒデヒロ]
1931年、東京生まれ。専攻は中国史、満洲史、モンゴル史、日本古代史。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老档』の研究により日本学士院賞を受賞。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papi

6
つくづく日本に生まれてよかった。中国共産党の辿ってきた民族の虐殺とか粛清の歴史と毛沢東の野望など今までの中国のイメージが変わりました。そして、現在も軍事力と領土、格差の拡大。経済や環境など様々な問題を抱えていますね。一党独裁国家の台頭はなんだか恐ろしい感じがします。日本はこれらを理解してお付き合いしないといけません。2014/03/08

Mitz

6
「一般的に知られている‘中国史’は、毛沢東が書き換えたもの」という考えを軸に、アヘン戦争(1840年)~中華人民共和国建国(1949年)までの歴史を紐解いている。この書の内容はやや偏りがあり、簡単には首肯し難い部分も多々あるが(そもそも勉強不足ゆえ、確たる判断基準が無い)、アヘン戦争の位置づけ、五.四運動の性格、張作霖爆殺事件をめぐる諸説、国共合作の経緯など、参考になることが多かった。最も知らなければならない時代なのに、全く知らない時代になっているという皮肉・・・。巨大な隣国のことだ。少しずつ勉強しよう。2012/11/26

田山河雄

4
現在の中国史では屈辱の近代は1840年のアヘン戦争からとなっているが、それは毛沢東が中国共産党の歴史的正当性(レジッテイマシー)を証明するため歴史を書き換えたのだとご主張されている。大変重要な論点で第一章はすべてそれを論じていると述べられているのですが、どうもストンと腑に落ちません。日清戦争敗北からの日本の影響を抹殺したかった(38頁)。それが彼のレジッテイマシーにとってどうしてそれ程不都合だったのか、そこがもう少し明快であればありがたいと思われます。これはもう敬遠でしょうか。2021/11/03

gohan takikomi

2
日本は歴史を未来に活かすために学ぶ(活かせているかは疑問だが)、中国は歴史を使えるように創造する。 如何に日本で教えられている中国史が虚妄の塊であるかがよくわかりました。2018/02/15

sonsofmarket

2
多少記述が散漫な印象もあるが、基本的には面白く読めた。異論のある部分もあるが、中国史は概ねこうだっただろうと思う。2013/11/24

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