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角川SSC新書
急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め―ソニー元副社長・大曽根幸三の成功金言53

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  • サイズ 新書判/ページ数 166p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784827550351
  • NDC分類 549.09
  • Cコード C0295

内容説明

ソニーが急成長を続けていた時代、次々とヒット作を世に送り出した伝説の男がいた。開発畑一筋だった彼がメディアに登場する機会は稀だったが、彼が開発現場で発した厳しくもユーモアに溢れた数々の名言は、部下たちによって伝承されていった。「井深大はソニーの行くべき方向を示し、大曽根幸三は現場でその方法を示した」と言われる。ものづくりが難しい局面にさしかかっている現代だからこそ、大曽根の言葉を反芻してみるべきではないか。リーダーとしての知恵と勇気を与えてくれる金言集。

目次

第1章 逆風でも帆を上げろ―プロフェッショナル根性論(失敗は闇から闇へ葬れ;新しいアイデアは上司に内緒で作れ ほか)
第2章 市場は探るな、創造せよ―独創的商品開発論(絞った知恵だけ付加価値が生まれる;商品の操作ボタンは3つまで ほか)
第3章 奇人、変人を活かせ―カリスマ的人心掌握術(急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め;小心者ほど言い訳がうまい ほか)
第4章 選択する知恵、捨てる勇気、守る執念―攻撃的経営論(弱点を解決すれば新しい市場が生まれる;選択する知恵、捨てる勇気、守る執念 ほか)
特別付録 ビジネス川柳

著者等紹介

石田修大[イシダシュウダイ]
1943年東京生まれ。67年早稲田大学新聞学科卒、日本経済新聞社入社。校閲部、社会部、文化部を経て、ウイークエンド日経編集長、文化部長を歴任。94年より論説委員として一面コラム「春秋」などを担当した。99年に退社。現在は梁塵社編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジェンダー

35
どうしても言い訳を言ってしまうものではあるけれど言い訳集を作ってしまうのがすごい。しかもご丁寧に部門ごとに作られている。普通に考えれば暇なのかと思われがちではあるけれどそれだけ言い訳が蔓延してどうにかいようとある意味見せしめではあるけれど効果はあったのだろうと思います。ソニーというのは無理難題であったとしても可能にしようというバイタリティが伝わってきます。なかなかここまでの語録を実践するの難しいように思うけれど本来仕事と言うのはここまで考えないと行けないのかと思いました。2014/06/16

むじな

3
日本人の物造り観とはスキルではなくカルチャーであるのではないかと思う。市民が南に庭を欲しがるが如く。年功序列社会と「下が上を動かすのもマネージメント」という観念が実は矛盾しなかったことも重要な鍵ではなかろうか。2013/10/16

atsut101

3
ソニー関係者の本はどれも面白いけど、この本は理屈抜きに面白かったです。特に、言い訳用語集!うちの会社でも運用したくなりました。。。2012/04/15

Humbaba

3
二番手が一番手になるためには,非常に大きな差のある商品を撃ち出さなければならない.しかし,技術的には当然一番手の方が進んでいる.それを超えるためには非常に大きな労力が必要となる.そうならないためにも,自分たちが一番になれるように努力する必要がある.2010/09/30

だんぶる

2
現場か管理かいまだに揺れる自分があり、二重人格になっているような気がしていた。この本で、大曽根さんは目標に向かってポリシーを持ち、妥協せずに進めといっているように聞こえた。失敗したっていいじゃないか、成功したことを糧にして進んでいきたい。プロフェッショナル根性論とか攻撃的経営論とかいちいちクスッとしてしまいそうなネーミングで著者のセンスを感じた。2015/09/20

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