内容説明
技術系の方々が他企業とのライセンス契約の交渉に入る際の留意点が、契約書の例やチェックリストまで含めて、分かり易く記されています。更に、ノウハウの取り扱いや共同研究の留意点についても、実務者の立場から具体的に解説されています。改訂版では、特に、第３編共同研究の留意点を全面的に加筆改訂し、さらに実用性のあるものとしました。また、ライセンス交渉の入り口で必要となる秘密保持契約について加筆し、秘密保持契約書の例を資料として追加しました。
目次
第１編 技術者のためのライセンス交渉の留意点（契約当事者；ライセンスの対象物；ライセンスされる権利の内容；実施権の制限 ほか）
第２編 ノウハウ管理の留意点（ノウハウとは；ノウハウの記録；特許化；ノウハウ開示のやり方 ほか）
第３編 共同研究の留意点（共同研究における立場の相違；共同研究の相手の選び方；共同研究範囲、業務分担及び研究項目；費用の分担など ほか）
著者等紹介
並川啓志［ナミカワケイシ］
昭和３２年３月大阪大学工学部応用化学科卒業。昭和４０年１月カリフォルニア大学大学院化学科修了（フルブライト留学生）。昭和４０年４月から平成８年６月まで日本鉱業（株）（現（株）ジャパンエナジー）に勤務、この間、企画部長、特許部長、知的財産部長、理事を歴任。平成８年６月から平成１０年６月まで（株）ジャパンエナジー・リサーチセンター常務取締役。平成１０年９月より太陽国際特許事務所に勤務
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