内容説明
ゲーデルの不完全性定理、チューリングの停止問題、そして、チャイティンのΩ数。アイデアと創造性にあふれた新しい数学への道が今ひらかれる。
目次
1 最初に
2 3つの奇妙な愛:素数/ゲーデル/LISP
3 デジタル情報:DNA/ソフトウェア/ライプニッツ
4 間奏曲
5 連続体の迷路
6 計算量、ランダム性、不完全性
7 むすび
著者等紹介
チャイティン,グレゴリー[チャイティン,グレゴリー][Chaitin,Gregory]
数学に何ができて何ができないか、という問題を解明することに人生を捧げてきた、デジタル哲学/デジタル物理学運動の推進者のひとり。1947年生まれ。IBM T.J.ワトソン研究所勤務。ニュージーランド、オークランド大学情報科学部客員教授。ニューヨーク在住
黒川利明[クロカワトシアキ]
1948年大阪生まれ。1972年東京大学教養学部基礎科学科卒業。同年東芝入社、82‐85年新世代コンピュータ技術開発機構へ出向。85年日本アイ・ビー・エム入社、89‐90年IBMT.J.ワトソン研究所。99年CSK入社。現在(株)CSKホールディングスCSKフェロー、総合企画部勤務、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向センター客員研究官。専攻はソフトウェア科学、標準学、科学技術コミュニティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。