メンタルヘルス・ライブラリー<br> 「出逢い直し」の地域共生社会〈上巻〉ソーシャルワークにおけるこれからの「社会変革」のかたち

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メンタルヘルス・ライブラリー
「出逢い直し」の地域共生社会〈上巻〉ソーシャルワークにおけるこれからの「社会変革」のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784826507080
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C0036

内容説明

社会変革をめざし地域共生社会を実現するためにはソーシャルワークが不可欠である。なぜならば、ソーシャルワーカーは「社会変革」によって明確に定義づけられている唯一の専門職であるからだ。地域共生社会の実現のためには、希薄化した社会的連帯という「障壁」を乗り越えていかなければならない。これは制度・政策からは改善し難い「障壁」であるがゆえに、ソーシャルワークの実践が希求されている領域である。これからのソーシャルワーカーには、実践領域において制度・政策をどのように運用していくべきか、その姿勢と創造力が問われてくる。その実践の堆積によって、制度・政策の再生産・再創造を促す提言力も求められるだろう。ソーシャルワーカーの国家資格の一本化への政策提言。

目次

1章 なぜ「社会変革」は伸展しないのか(新自由主義に対する抵抗の歴史;「従来型」による「社会変革」の陥穽;これからの社会変革の端緒をさぐる;地域で「共感」を創出する「社会変革」への挑戦)
2章 人間の尊厳保障を阻むもの(人間の尊厳を毀損する2つの視座;経済効率の追求が人間の暮らしを破壊する;社会的連帯の希釈が人間の尊厳を毀損する)
3章 「出逢い直し」による社会変革の促進(「出逢い直し」のすすめ;「社会変革」の障壁を乗り越える視座)
4章 ソーシャルワークの中核に位置する「社会変革」(ソーシャルワークの要諦;「人間の解放」とは何か?;すべてのソーシャルワーカーが免れ得ない「社会変革の対象」;ソーシャルワークを伸張させるための政策)
5章 「地域共生社会」の背景にあるもの(政府の志向する「地域共生社会」をみる;「地域共生社会」の背景にあるもの1 人間を手段化する政策;「地域共生社会」の背景にあるもの2 費用抑制論に依拠した「地域的包括ケア」と「新福祉ビジョン」)

著者等紹介

中島康晴[ナカシマヤスハル]
1973年10月6日生まれ。花園大学で社会学を中心に社会福祉学を学ぶ。主な職歴は、デイサービスセンター生活相談員、老人保健施設介護職リーダー、デイサービスセンター・グループホーム管理者。2006年2月20日、特定非営利活動法人地域の絆を設立。代表理事。2018年9月5日には社会福祉法人地域の空を設立し理事長に就任。資格:認定社会福祉士/介護福祉士/精神保健福祉士/介護支援専門員。役職:公益社団法人広島県社会福祉士会会長(2011年度~2014年度)/公益社団法人広島県社会福祉士会相談役(2015年度~)/公益社団法人日本社会福祉士会理事(2015年度~)・副会長(2017年度~)。その他の活動:福山平成大学非常勤講師(『社会福祉援助技術』:2007年度~2013年度)/東北大学大学院教育学研究科博士課程在学中(2014年度~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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昌也

1
p4「『上巻』では、ソーシャルワークの課題、特に「社会変革」とこの動きと深くかかわるソーシャルアクションに対して、その停滞の要因とそれを乗り越えるための方策を検討していく。そして、この「社会変革」の閉塞を打破するために、その対象として、マクロ領域や権力・権限保有者に限定的な従来型の方途にばかり頼るのではなく、すべてのソーシャルワーカーが避けては通れない領域、即ち、「人びと」の身近で継続的な社会環境としての地域へ着目することの切要性とその接近方法の指針を提示していきたい。(続く)2021/04/06

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