こちらの商品には新版があります。
目次
将来の三つのキーワード
将来を見つめる
先見性が勝負を決める
パラダイムとは何か
新しいパラダイムはいつ現れるのか
だれがパラダイムを変えるのか
だれがパラダイムを開拓するのか
パラダイム効果とは何か
パラダイム効果の実例
二十世紀のもっとも重要なパラダイム・シフト〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
3
ビジネス書。科学哲学者クーンの科学論キーワードである「パラダイム」を一般化して社会やビジネス分野に適用しようという本。その分野の「ルール」「認識」にこだわるあまりに「ルール」の変化に気がつかないで気がついた時には取り残された例や、ルールの変化を先んじた企業の例などを興味深い話で解説している。そして「ルール」変化に気づくにはどうすればいいのかを論じている。「どんな他人の意見でも率直に聞く」という事を解決策にあげていて、読書の大切さに通ずるかと。ほかにもいろいろ示唆に富む良書。2013/03/10
Yoshitomo Kurokawa
3
パラダイム、難しい言葉です^^; 世の中、市場のルールが変わった。経験が役に立つこともあれば、邪魔になることもある。経験より、自分の価値観の方が、重要かもしれない。2013/01/04
Yohei
2
★★★☆☆パラダイムシフトをプロダクトライフサイクルを使って語る。ありそうでなかった本。経営には問題解決能力が必要だが、パラダイムシフトは機会予見という、違った能力。新しいパラダイムは、必要とされる前から現れる。具体的な手順の記述がないのが残念。後半は品質工学の話に。。。2014/01/23
Kazuya
2
常識的とされる考え方。当たり前すぎて疑うこともないことって実は沢山あるんだなぁ...、と。そしてそこには私が思っていた以上の何かがあるんだろうな!!と感じる。 見ようと試みることで初めて見えてくる世界。たまには少し違った見方や観方をしてみたいと思う。252012/04/09
深沢ルミ
2
パラダイムがどのような力を持っているか、丁寧に解説した本。20年程前の著作であるが、現代にも通じるものが多数。特に、パラダイム効果について解説した章は逸品である。「パラダイム・シフトとは、新しいゲームに移行すること、ゲームのルールがすっかり変わってしまうこと」自分が現在囚われているルールをしっかりを確認、意識することが重要。先見性というものは、そこから出てくるのであろう。自分の価値観を持つことは非常に重要なことだが、そこから離れることも重要。自分の中に、別のルールを持つ自分を設定すると良いのかもしれない。2013/06/18