モブプログラミング・ベストプラクティス―ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める

電子版価格
¥1,980
  • 電書あり

モブプログラミング・ベストプラクティス―ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822289645
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C0004

出版社内容情報

「ワクワク・ワイワイとみんなで楽しく開発する」だけで、「特定の個人に頼らずに、品質の高いソフトウェアを、堅実なペースで生み出していけるようになる」モブプログラミング。そのノウハウと極意をまるごとお伝えします。

本書はノウハウの紹介にとどまらず、「モブプログラミングを始める前」、「始めた後」、「始めてしばらく経った後」、さらには「始めてしばらく経ってやらなくなってしまったとき」など、さまざまな状況でチームやその周囲で起こり得る問題と対処法を丁寧に解説します。

モブプロを初めて知った人はもちろん、導入したい人から、もっとうまく活用したい人、始めたけれど挫折してしまった人まで、あらゆる段階の開発者にお薦めです。


■解説から抜粋
モブプログラミングは、極論すれば、「チームでいっしょに働く」だけのことです。しかし、いっしょに働くだけで得られる学びはきっとたくさんあります。体験する前には想像もしていない学びが得られる機会になるのです。
この機会を効率的に自分たちの仕事に活かし、「特定の個人に頼らずに、品質の高いソフトウェアを堅実なペースで生み出していけるようになる」ことができたら、ワクワクしませんか。私はワクワクします。

■著者
マーク・パール(Mark Pearl)
15年以上に渡ってプロとしてソフトウェアを開発している。2015年からはモブプログラミングコミュニティで活発に活動しており、世界中でモブプログラミングを導入しようとするチームを支援し、類まれな結果を収めている。

■解説
及部 敬雄(およべ たかお)
楽天株式会社の「歌って踊れるエンジニア」。一般社団法人アジャイルチームを支える会理事。アジャイル開発の実践者として最強のチームを作るための活動を続けており、現場での経験知をさまざまな形で発信している。直近では働き方としてのモブプログラミングを現場で実践、そのノウハウを講演・ワークショップ・研修などを通してモブプログラミングを広める活動に活かしている。モットーは「IT業界に金の雨を降らせる」。


■目次
序章
第1章 なぜモブプログラミングなのか
第2章 モビングの始め方
第3章 モビングと人
第4章 モビングの軌道修正
第5章 定期的なモビングのための仕事場の改造
第6章 モビングを定着させるためのチームへの働きかけ
第7章 フロー重視の考え方
第8章 モビング定着後の長期的な展望

内容説明

本書はHOW TOの紹介にとどまらず、「モブプログラミングを始める前」、「始めた後」、「始めてしばらく経った後」、さらには「始めてしばらく経ってやらなくなってしまったとき」など、さまざまな状況でチームやその周囲で起こり得る問題と対処法を丁寧に解説します。モブプロを初めて知った人はもちろん、導入したい人から、もっとうまく活用したい人、始めたけれど挫折してしまった人まで、あらゆる段階の開発者にお薦めです。

目次

第1章 なぜモブプログラミングなのか
第2章 モビングの始め方
第3章 モビングと人
第4章 モビングの軌道修正
第5章 定期的なモビングのための仕事場の改造
第6章 モビングを定着させるためのチームへの働きかけ
第7章 フロー重視の考え方
第8章 モビング定着後の長期的な展望

著者等紹介

パール,マーク[パール,マーク] [Pearl,Mark]
15年以上に渡ってプロとしてソフトウェアを開発している。2015年からはモブプログラミングコミュニティで活発に活動しており、世界中でモブプログラミングを導入しようとするチームを支援し、類まれな結果を収めている

長尾高弘[ナガオタカヒロ]
株式会社ロングテール社長

及部敬雄[オヨベタカオ]
楽天株式会社の「歌って踊れるエンジニア」。一般社団法人アジャイルチームを支える会理事。アジャイル開発の実践者として最強のチームを作るための活動を続けており、現場での経験知をさまざまな形で発信している。直近では働き方としてのモブプログラミングを現場で実践、そのノウハウを講演・ワークショップ・研修などを通してモブプログラミングを広める活動に活かしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kannkyo

18
日本でモブプロを導入するに当たり、最も困難な点はリソース効率重視からフロー効率重視への転換だろう。 日本のIT業界の多くは、人工ビジネスと言われる作業時間を売る業態。リソース(人)を効率的に使うことを重視する。よって多人数で一つのものを作るモブプロは適さない。 一方、海外のでは作業時間ではなくサービスを客に売る。この場合、リソースよりスピード(フロー)の方が重視される。フロー効率の観点ではボトルネックが生じにくいモブプロは有意義だ。 モブプロ以前に、日本のIT業界は根本的な転換が求められるだろう。2020/08/01

ニョンブーチョッパー

7
★★★☆☆ モブプロの導入の仕方が丁寧に書かれている。メリットについては頭では理解できたけれど、実際の仕事の場でやろうとするのは、勇気がいるね。ペアプロでさえ尻込みしてしまうからモブならなおさらだ。タイムボックス付きの探求は会社内ので勉強会でもやったことがあって、いきなりただ集まってウンウン唸るよりずっと有益なやり方だと思う。2021/01/27

2
モブプロの導入にあたって、ルールや想定される問題など必要なことは一通り書かれている。モブプロのメリットとして「メンバー育成」という側面は直感的だし受け入れられやすいが、「フロー効率、品質向上」は直感的でない(が正しいと思う)。組織においてモブプロがどれだけ浸透するかは、後者のメリットがどれだけ理解されるかに強く影響を受けそうだと思った。2021/12/12

ひよこ

2
モププロをする意義や姿勢、ステークホルダーとの調整について書いた本。モブプロと対をなす個人作業だとエキスパートが育って依存性が高まるという視点がなかったので面白いなあと思った。2019/12/28

ataka

1
モブプログラミングの入門書。モブプロはペアプロとは違うよ、という基本的な話に始まり、フロー効率を重視する作業なのだというバックボーン的な思想、チームへの導入方法、環境の整え方、慣れてきた頃に躓きやすい課題の解決方法、チームをワークさせるために知っておくと良いビッグファイブモデルなど多岐にわたって解説しています。参考文献だけでなくブログ記事や YouTube へのリンクも多く掲載されているのは good。参照先の多くが英語なのはちょっと辛いですが、翻訳されている本は読んでみたいと思いました。2021/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13536727
  • ご注意事項