LIFE SCIENCE(ライフサイエンス)―長生きせざるをえない時代の生命科学講義

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

LIFE SCIENCE(ライフサイエンス)―長生きせざるをえない時代の生命科学講義

  • 吉森 保【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2020/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • 提携先に6冊在庫がございます。(2024年04月27日 00時05分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 351p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822288662
  • NDC分類 460
  • Cコード C0045

出版社内容情報

世界的生命科学者であり、ノーベル賞受賞者の共同研究者でもある著者による、
入門から最先端まで、生命のことがわかる一冊!
2016年ノーベル生理学・医学賞受賞大隅良典氏、元日本マイクロソフト社長成毛眞氏推薦!!
科学が発展しすぎた時代に、まどわされず、自分で考えるための基礎教養
人生100年と言われる時代ですが、それはただ寿命が延びただけの話。
寝たきりやアルツハイマーで何年も過ごさなければならないのが、いまの現状です。しかし、生命科学は「死ぬ寸前まで健康でいる」ために日々発展しています。
この本は、世界的生命科学者が、細胞の話といった生命科学の基本から、抗体やウイルスの話、そして、最先端の知見を、極めて分かりやすく教えてくれる本です。
どんな病気も「細胞」がまず悪くなることなので、基礎である細胞の理解をまず足掛かりに、この本を読み終わるころには、さまざまな「体」にまつわることが理解できるようになっています。
筆者は、2016年にノーベル賞を受賞して話題になって「オートファジー」の世界的権威でもあります。
オートファジーがわかれば、「細胞を新品にする機能」=「アルツハイマーや生活習慣病をなくす可能性がある」ことになるので、必然的に病気の最先端研究まで知ることもできます。
昔は医療にそんなに選択肢がなかったので、知らなくてもよかったのですが、現代は、医療はもちろん、生活にも生命科学は入りこんでおり、いちど学んでおかないと自分で判断ができません。
この本を読み終わるころには、正しさを見抜く力、エセ科学やニュースにまどわされない力もきっと身についているはずです。

内容説明

老化をとめる可能性もあるノーベル生理学・医学賞を受賞した「オートファジー」。ノーベル賞受賞者の共同研究者であり、その権威による入門書。

目次

#001 科学的思考を身につける(「科学的思考」はこれからの時代に欠かせない;病気も専門家任せではダメな理由 ほか)
#002 細胞がわかれば生命の基本がわかる(すべての生命の基本は、細胞;オードリー・ヘップバーンもオランウータンも細胞は一緒 ほか)
#003 病気について知る(病気のときは、必ず「細胞が悪くなっている」;体が昨日と今日で変わらないのは細胞のおかげ ほか)
#004 細胞の未来であるオートファジーを知ろう(オートファジーは、細胞を「若返らせる」機能;細胞の中のものを分解するのがオートファジー ほか)
#005 寿命を延ばすために何をすればいいか(寿命を延ばす5つの方法;寿命を延長することにはオートファジーの活性化が関わる ほか)

著者等紹介

吉森保[ヨシモリタモツ]
生命科学者、専門は細胞生物学。医学博士。大阪大学大学院生命機能研究科教授、医学系研究科教授。2017年大阪大学栄養教授。2018年生命機能研究科長。大阪大学理学部生物学科卒業後、同大学医学研究科中退、私大助手、ドイツ留学ののち、1996年オートファジー研究のパイオニア大隅良典先生(2016年ノーベル生理学・医学賞受賞)が国立基礎生物学研究所にラボを立ち上げたときに助教授として参加。国立遺伝学研究所教授として独立後、大阪大学微生物病研究所教授を経て現在に至る。大阪大学総長顕彰(2012~15年4年連続)、文部科学大臣表彰科学技術賞(2013年)。日本生化学会・柿内三郎記念賞(2014年)、Clarivate Analytics社 Highly Cited Researchers(2014年、2015年、2019年、2020年)。上原賞(2015年)。持田記念学術賞(2017年)。紫綬褒章(2019年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

50
生命科学者の吉森保さんが最新の生命科学について解説した一冊。膨大な情報溢れる現代社会において、自分が行動する上で正しい判断基準を養う科学的思考から、細胞の基礎知 識、病気の仕組みまでが詳しく解説される(これが理科の教科書だったら理科好きになること請け合いの内容)。最後の方で著者が専門としているオートファジー(細胞の中の恒常性を保つ)のしくみから、活性化方法まで現在の研究で判明している内容がわかりやすく説明される。他のオートファジー本には書かれていない内容もいくつかあり面白かった。2021/03/10

読特

47
「DNA=遺伝子ではない」「細胞の主役はタンパク質」「アミノ酸がタンパク質の材料」「効かない抗体もある」「死なない生き物がいる」「人は老化することをあえて選んだ」・・生命科学の深遠さを易しい言葉で教えてくれる。「オートファジー」先端科学で解明されてきたこの仕組みを自分の体に意識する。老いないための知恵。今日から実践したい。「科学的思考」とは?「真実は神のみぞ知る」「仮説を真実に近づけるのが科学」「断定する人は怪しい」「相関関係と因果関係は違う」・「地球温暖化論」を考える。環境配慮は大切。ただ、決めつけは?2021/05/03

あちゃくん

39
生命の不思議の一端に触れられた気がして嬉しかった。2022/05/06

かさお

37
先日読んだ病理学講義の本より、めっちゃ分かりやすくて面白かった✨細胞、病気、身体の中の仕組み、ウイルスや細菌、研究、寿命、オートファジー、色々読んで最後、寿命を伸ばすには?①腹八分目②適度な運動③赤ワイン、とシンプルなものだった。昔からの定番にちゃんとした科学的根拠があるんだ、と安心。研究と特許の話、死なないクラゲの話、身体の中で起こる事は全て化学反応、人に寿命があるのは進化の過程で自ら選んだ事(仮説)なのに、長生きしたがるのは不思議という話が特に興味深かった。仕組みをきちんと知れば病は恐くない、はず😅2022/12/08

イトノコ

37
キンドル。知り合いのドクターに勧められて読了。オートファジーの世界的権威である著者が、生命科学の基礎について解説。/オートファジーについてももちろん興味深いのだが、それより科学的思考など基礎的な内容について多くの人に読んで欲しい本。中でも「相関関係と因果関係は異なる。しかし世の中には相関関係をあたかも因果関係のように謳っているものが多い」と言うのが印象に残った。そして日本は基礎研究では世界でも有数だが、その結果を用いたビジネスを米中に吸い上げられている。研究結果をビジネス化するモデルが確立すると良い。2021/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17192157
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。