BLITZSCALING ブリッツスケーリング―苦難を乗り越え、圧倒的な成果を出す武器を共有しよう

電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

BLITZSCALING ブリッツスケーリング―苦難を乗り越え、圧倒的な成果を出す武器を共有しよう

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822288594
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

内容説明

本書は、シリコンバレーの起業家たちがメンターとして慕うリード・ホフマン主催のスタンフォード大学ブリッツスケーリング講義から生まれた。世界中がネットでつながり、新しいテクノロジーが次々と生まれ、急速に変化する世界で生き残るには、不確実性を不可避のものと受け入れるしかない。スピードと不確実性が安定にとって代わるのだ。スピードのために場合によっては、スケールしないことをする、恥ずかしい製品を出す、炎上を放置するといった、直感やビジネスの常識とは真逆なことをしなくてはいけない。自ら苦難を乗り越え、挑戦者を応援し続ける著者が、ブリッツスケーリングという成果を出すための武器を本書で共有する。

目次

第1章 ブリッツスケーリングとは何か?
第2章 ビジネスモデルのイノベーション
第3章 戦略とイノベーション
第4章 マネジメントのイノベーション
第5章 さまざまな分野のブリッツスケーリング
第6章 責任を伴うブリッツスケーリング

著者等紹介

ホフマン,リード[ホフマン,リード] [Hoffman,Reid]
起業家、投資家。1998年にペイパルの創業に加わり、取締役、常勤副会長を務めた。2003年にはリンクトインの共同創業者となり、世界最大のプロフェッショナル向けネットワークサービスをつくった。また、エンジェル投資家として初期のフェイスブック、ジンガに投資している。2009年にはベンチャーキャピタルのグレイロック・パートナーズのパートナーに就任した。現在はエアビーアンドビー、アポロ、オーロラ、コーダ、コンボイ、アントレプレナー・ファースト、ギックス、マイクロソフト、ナウト、ザポの取締役であり、非営利団体のキバ、エンデバー、CZIバイオハブ、ドゥ・サムシングの理事を務めている。またオリジナル・ポッドキャストの「スケールの達人」(Masters of Scale)のホストでもある。スタンフォード大学卒で、アスペン研究所のヘンリー:クラウン記念フェロー、オックスフォード大学のマーシャル記念スカラー

イェ,クリス[イェ,クリス] [Yeh,Chris]
起業家、著作家、メンター。スタンフォード大学でプロダクト・デザインとクリエイティブ・ライティングの学士号、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得し、ベイカー・スカラーとなっている

滑川海彦[ナメカワウミヒコ]
千葉県生まれ。東京大学法学部卒業後、東京都庁勤務を経てIT分野を中心とする著述、翻訳業。ITニュースブログ「TechCrunch Japan」翻訳チーム

高橋信夫[タカハシノブオ]
東京都生まれ。学習院大学理学部修士課程修了。富士通等勤務を経て翻訳、著述業。ITニュースブログ「TechCrunch Japan」翻訳チーム。科学教材の開発も手がけオリジナル製品に『トンでも吸盤』がある。東京農業大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

58
結果論で語るのは明快も、目の前で取り組むジレンマ。3つの基本が明示。NW効果とメンタリティ効果。Linkedinなどの対比に驚きはないが差別化が明確。失敗事例のTwitterの現状が如実に”繰り返し”、変化し続けることを明示。キャッチ―で逆説的な「9つの法則」は本質であり、上述”ジレンマ”でもある。字面で鵜のみはNG。故に、「責任とスピードのバランス」の件は、当然であり胆力が試される感。腹落ちしなかったのは『オバマ・キャンペーン』。そもそも短期決戦なのだから、リスクは他の事例とは比較にならない気がする。2020/03/30

まゆまゆ

12
先の見通せない環境に対応するためには効率よりもスピードが優先されることを、インターネット関連の世界的企業であるAirbnbやamazonの成功例をもとに紹介していく内容。著者はLinkedInの共同創業者。明確な目的意識を持ちタフな判断を下してきた数々の起業家の事例は読み物としても面白い。2020/06/11

u_dapon

5
具体例が多くてストーリーが熱いので読み物として純粋に面白い。特にAirbnbの競合、Facebookのモバイル化、テンセントのWeChat、ウーバーの市場規模のシーンが面白かった。安定よりもスピード、カスタマーサポートよりもスピード、利益よりもスピードと、想像を遥か超えてスピードを重視していてビビる。スピードが大事とは格言としてよく耳にするが、ここまでの徹底ぶりとは驚いた。2020/05/15

nob

4
ブリッツスケーリング=リスク度外視で一気に規模拡大すること。ドイツ軍の電撃戦よろしく、スピードで振り切る。一旦大差がついてしまえばライバルは何もできない。そのためには、安定堅実路線に基づく従来のマネジメントの考えは通用しない。収益モデル?そんなのは後でいい。製品の完成度が低い?リリースしてしまえば早い段階でフィードバックを得られる。電撃戦が有効なのはスタートアップに限った話ではない。ボーっと生きているといつの間にか置いてかれかねない。2023/05/21

人生ゴルディアス

4
面白かった。一年で規模が10倍になるような現代的ITベンチャーの組織論。言ってることはこれまでの企業組織論、経営論とあまり変わらないのだろうけど、時間軸が異常に短いので、手法も極端になるところがみそで、内部育成とか言ってられないし、3年経てば文字通り別の会社になっているので脱落する人々への対処や新規の人材にどう対処するかなど、面白い話がつまっている。シリコンバレーの優位に、様々な成長レイヤーを経験したあらゆる種類の幹部候補がたくさんいる、とかの指摘もこの話に沿って言われるとなるほどなと納得できます。2021/09/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15314674
  • ご注意事項