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プログラマーのジレンマ―夢と現実の狭間

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  • サイズ A5判/ページ数 491p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822283803
  • NDC分類 936
  • Cコード C3055

内容説明

シリコンバレーを舞台に、天才プログラマーのドリームチームが挑んだオープンソース開発プロジェクト「チャンドラー」立ち塞がる難題、時間の壁、去り行く同志―混迷する3年間に密着した長編ノンフィクション。

目次

ソフトウエア時間―一九七五年~二〇〇〇年
絶望―二〇〇三年七月
アジェンダの魂―一九六八年~二〇〇一年
プロトタイプとパイソン―二〇〇一年~二〇〇二年十一月
レゴの国―二〇〇二年十一月~二〇〇三年八月
犬とギークの扱い方―二〇〇三年四月~八月
デザインへのこだわり―二〇〇三年七月~十一月
プログラマーとデザイナー―二〇〇四年一月~五月
ホワイトボードと付箋―二〇〇四年六月~十月
開発手法をめぐる旅〔ほか〕

著者等紹介

ローゼンバーグ,スコット[ローゼンバーグ,スコット][Rosenberg,Scott]
オンラインマガジン『サロン』(Salon.com)の共同創設者。技術欄編集者と編集長を歴任し、現在は新規プロジェクト担当副社長をつとめる。『サロン』以前は、『サンフランシスコ・エグザミナー』で演劇・映画・技術関係の記事を執筆し、レビューに対してジョージ・ジーン・ネイサン賞を受賞した。『ニューヨーク・タイムズ』『ワイヤード』など多数の刊行物に寄稿している。カリフォルニア州バークレーに妻と二人の息子と暮らしている

伊豆原弓[イズハラユミ]
翻訳家。1966年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくぽん

2
分厚い本なのでずいぶんかかってしまったけれど、一介のプログラマーとして多く共感できたし、たくさんの知見が得られたと思う。今後も生き物のように複雑きわまりないソフトウェア開発に意欲的に楽しく関わっていければと思う。2012/03/03

しょういち

2
チャンドラーというソフトの開発が失敗に終わっていく様子を描いたドキュメンタリー。優秀な人材が集まって、最初は期待されていたのに、いつまでたっても使い物になるものができない。読んでいても途中からこれは失敗だなという感じを持った。とにかく時間がかかりすぎる。締め切りをちゃんと決めて、それに間に合うようにとにかく作ってしまえばよかったのにと思う。ITの世界はスピードが命といわれていたことを思い出した。2011/08/05

ゆうやけPC

1
本の後半はずっとカレンダーを作っていたような気がする2019/04/09

ryo511

1
ソフトウェアの世界においては、「簡単に見えるものは、難しい。難しく見えたら、どうやったって不可能だ。」という法則が特によく当てはまると思う。チャンドラーの目標である、「あらゆる情報を格納可能な柔軟性」「マルチプラットフォーム」「P2Pによる情報共有」といったビジョンは、1つだけ取り出してもそれなりの難物で、それをまとめてやろうというのは野心的に過ぎたのかもしれない。A2013/11/04

yshigeru

1
すべてのソフトウェアにはドラマがある。ソフトウェア開発には銀の弾丸はなく、それぞれのプロジェクトがそれぞれの方法で問題を解くしかない。チャンドラーのサイトを見ると、本書の翻訳の出た2009年に最後のリリースが出て、そこで止まっていた。この本を読んだプログラマはこう思うだろう。たかがカレンダープログラムに何年も費やすなんて、自分なら1年で出来る。チャンドラーのプログラマも、最初はそう思ったのだ。2013/04/13

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