出版社内容情報
顧客の要求からどういったシステムを作るかを設計する概念モデリングを、頻出する21のパターンを使い、体系的に学ぶUMLモデリングの教則本。
内容説明
UML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)は、ソフトウエアの要求仕様や内部構造の記述を目的とした国際標準の表記法です。従来は内部構造を表現する設計図として幅広く使われてきましたが、ユーザーの要求を「見える化」する要求モデリングの表記法としても大きな威力を発揮します。本書では,これまで体系だってまとめられてこなかった要求モデリングのノウハウを21のパターンとして提示しました。また実際の説明では、最初にやさしい練習問題を示し、その解説を通じて実践的なノウハウを一つひとつ説いていきます。上流工程でますます重要となるモデリングの技術をぜひ本書で身につけてください。
目次
第1部 導入レッスン(モデリングのノウハウは形にできる;集合で整理する)
第2部 基本レッスン(分類して整理する;種類とモノに分けて整理する;分割・統合して整理する ほか)
第3部 応用レッスン(パターンを使って概念モデルを組み上げる;ERモデリングレッスン;UMLでロジカル・シンキング ほか)
著者等紹介
平澤章[ヒラサワアキラ]
1961年生まれ。ウルシステムズ株式会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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