内容説明
あいまいな現実とコンピュータをつなぐ不思議な世界。10年後も通用する“基本”を身につけよう。
目次
音声をデジタル化する
一筆書きの可否を判定する
最も儲かるようにお菓子を詰める
身の回りのデータを解析する
コンピュータとじゃんけんする
どっちの手順がよいか判定する
プログラムでパズルを解く
機械に言葉を解釈させる
スイッチで計算を行う
情報を表形式で整理する
情報伝達の仕組みを階層的に整理する
コンピュータで社会貢献した人たち
著者等紹介
矢沢久雄[ヤザワヒサオ]
株式会社ヤザワ取締役社長。グレープシティ株式会社アドバイザリースタッフ。電脳ライター友の会会長兼事務局長。1961年栃木県足利市生まれ。大手電気メーカーでパソコンの製造、ソフトハウスでシステム開発を経験し、現在は独立してアプリケーションの開発と販売を行っている。本業のかたわら、セミナーやカンファレンスにおける講演活動、書籍や雑誌記事の執筆活動も精力的にこなしている。お客様の満足を何よりも大切にする自称「ソフトウエア芸人」である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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naolog
6
図書館にて。出来損ないの教科書という感じ。体系的でなく、あちこちに話が飛ぶし、つながりが分かりにくい。何より、ほとんど既知の内容だった…。2020/08/16
roughfractus02
3
「ビット」というタイトルからも、本シリーズの入門に位置する本だろう。チューリングらが作ったコンピュータ社会の歴史の概観で閉じる本書は、コンピュータシステム開発の基礎となる論理や数学の知識を広く扱う。前半では、グラフ理論についてケーニヒスベルクの橋、四色問題、アルゴリズムの初歩では巡回セールスマン問題、ハノイの塔、モンテカルロ法等の有名なパズルがあり、BNF記法やオートマトンの簡単な説明がある。後半では、リレーショナルデータベース(正規化)とネットワーク、プロトコル等の関する基礎知識がマッピングされている。2018/03/17
おサラミ
1
広く浅くな本かと思ったら、意外と深かった。2018/05/17
こうきち
1
記載の大部分は、情報処理技術者試験ともかぶるのでもう一つでしたね。とくに、ほとんどビットの話はなかった。ただ、最終章はおもしろかった。2016/06/12
2n2n
1
本書序文の「皆さんに身に付けてほしいのは、情報処理に関する「知識」ではなく「センス」です。」という文章に嘘偽りはなかった。コンピュータがどのように情報処理を行うのか、そのイメージを掴んでもらいことを主眼に置いた内容の本だった。ただ俺としては「センス」よりも「知識」が欲しくてこの本を読んでみたので、その意味では期待外れの内容だったと言わざるを得ない。2013/06/08