内容説明
情報ビットは電子ビットから量子ビットへ。量子ビットの奔放な振る舞いの謎を知る。
目次
プロローグ―真のビッグ・クエスチョン
第１部 背景（電気の雨―日常生活における情報；デモクリトスの呪文―なぜ情報が物理学を一変させるのか ほか）
第２部 古典的情報（確率を見積もる―確率による情報の定量法；桁の数え上げ―神出鬼没の対数 ほか）
第３部 量子情報（量子の仕掛け―明るみに出た量子の奇妙さ；ビーズ・ゲーム―量子重ね合わせの不思議 ほか）
第４部 現在進行中の研究（ビット、ドル札、ヒット、ナット―シャノンを超えた情報理論；ザイリンガーの原理―実在の根底にある情報）
著者等紹介
フォン＝バイヤー，ハンス・クリスチャン［フォンバイヤー，ハンスクリスチャン］［Ｖｏｎ Ｂａｅｙｅｒ，Ｈａｎｓ Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ］
アメリカ・ヴァージニア州にあるウィリアム・アンド・メアリー大学で、１９９４年から現在まで物理学部の教授を務めている。１９６４年、テネシー州のヴァンダーヴィルト大学で博士号を取得。１９６８年に、大学で研究活動を始めたが、今から２５年前にその活動の舞台を、専門の学術雑誌から、一般の書籍や雑誌、そしてテレビの世界へと移した。それ以来、一般向け科学書と７５編の雑誌記事を書き、また、エミー賞候補にもなった“Ｔｈｅ Ｑｕａｎｔｕｍ Ｕｎｉｖｅｒｓｅ”（米ＰＢＳ）をはじめ、数々のテレビ番組の制作にも携わっている
水谷淳［ミズタニジュン］
翻訳家。東京大学理学部卒業。博士（理学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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