熊とワルツを―リスクを愉しむプロジェクト管理

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熊とワルツを―リスクを愉しむプロジェクト管理

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822281861
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

『ピープルウエア』の著者コンビ、デマルコ&リスターが贈る最新作。二人の共著による書き下ろしは、実に16年ぶり。プロジェクトにおける「リスク管理」に焦点をあてた新しいプロジェクトマネジメント本です。リスクを洗い出し、リストアップして、それぞれの危険度を分析し、どこまでリスクを軽減できるかを実例をあげながら具体的に解説します。グラフ好きのデマルコ&リスターお得意のリスク図も登場し、リスクは回避するのではなく、積極的に臨むことの重要さがわかる。リスク管理はおとなのプロジェクト管理だ、というデマルコ&リスターの言葉に深くうなずきつつ、面白く読める一冊。

内容説明

リスクのないプロジェクトはやる価値がない。リスク管理のバイブル。

目次

第1部 なぜリスクを管理するのか(リスクに立ち向かう;リスク管理はおとなのプロジェクト管理だ ほか)
第2部 なぜリスクを管理しないのか(リスク管理をすべきでない理由;不確定性への非難 ほか)
第3部 リスク管理の方法(不確定性を数量化する;リスク管理のしくみ ほか)
第4部 数量化の方法(価値の数量化;価値も不確定 ほか)
第5部 嘘かまことか(リスク管理の検証)

著者等紹介

デマルコ,トム[デマルコ,トム][DeMarco,Tom]
The Deadline:A Novel About Project Management「Dorset House,1997」をはじめ、6冊の著書がある。1986年に、情報科学における優れた業績によって、J.D.Warnier賞を受賞。彼のコンサルティング活動は、プロジェクト管理と手法に対するものが多い。メイン州キャムデン在住。ニューヨークとロンドンに拠点を置くコンサルタント会社、アトランティック・システム・ギルド社の共同経営者。1979年以来、生産性管理、プロジェクト管理、企業文化などに関する講演や執筆、コンサルティングを国際的に行う

リスター,ティモシー[リスター,ティモシー][Lister,Timothy]
マンハッタンを拠点として、コンサルティング、教育、およびソフトウエア組織とプロジェクトのリスク管理の分野の執筆に従事している。また、ソフトウエアに関する紛争を扱う、米国仲裁協会(AAA)と、DoDのSoftware Program Manager’s NetworkのAirlie Councilに参画。ニューヨークとロンドンに拠点を置くコンサルタント会社、アトランティック・システム・ギルド社の共同経営者。1979年以来、生産性管理、プロジェクト管理、企業文化などに関する講演や執筆、コンサルティングを国際的に行う

伊豆原弓[イズハラユミ]
翻訳家。1966年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

80
洒落たタイトルだが、内容は血なまぐさいリスク管理の方法論。システム開発のプロジェクト管理において、普段どれだけリスクを「見ないことにしているか」そして、それがどんな悪い状況を引き起こすかについて滔々と述べられている。まったくもって耳が痛いところ多数。筆者が薦める処方箋は、ブレストでリスクを洗い出し、各リスクの確率分布をざっくり見積もり、納期や成果物に対する最終的な影響を、モンテカルロ法で合成して可視化し、リスクが顕在化した時の対策を準備しておく、というもの。さて、無事に熊とワルツを踊れるだろうか。2016/03/24

T2y@

18
ITプロジェクトにおける陥り易いシチュエーションを、論理的に、時にユーモラスに。『プロジェクトの天罰期』には心当たりありあり。あとがきで触れられていた笑い話。多くの人はかく言った。“上司に聞かせたかった”と。 責任転嫁をする前に、先ずは各々でリスクを寛容し、なすべき変革をそれぞれ行うこと。2016/07/23

もよ

10
プロジェクトにおけるリスク管理の重要性を説いた古典的な名著だと思います。すっきり整理されており、必要な点は網羅されている気がします。 ソフトウェア開発に特有の記述がそれなりに含まれている(2~3割くらいかな)ので、そこは読み飛ばしました。 蛇足ですが、「熊」というのは「下げ相場」転じて悪化リスクということなのでしょうが、ソフトウェア開発でこういう言い方が適当なのかはよくわかりませんが...2017/09/02

kumokumot

4
見積もりにおいて予想>目標>N日(ナノパーセント日)というのはすごく役立つ概念だった。見積もり者と実施者が一緒のことが多い環境ではあるけれど、予測と目標をうまく別物として管理していく必要性を感じた。とにかく不確定図ともっと馴染もうと思った。(個人的には結果が仮に良くても判断が悪ければ悪だとするのは株式投資における「リスク」の概念を逆輸入という感じで腑に落ちた)2023/11/19

HANA

4
プロジェクトを進めていく上で管理するべきリスクについて。結構思い当たる内容が多くて、読み進めていくうちに過去のプロジェクト内容を思い出してしまうというか。この本で学んだことを今後思い出しながら進めたい。というかリスクを共有出来る人と仕事はしたいもの。2017/10/12

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