出版社内容情報
コンピュータの基礎を開拓した天才的研究者たちの歩みをたどる。周囲の理解を得られなくとも我が道を歩んだ結果が独創的な成果を生んだ。チューリング賞受賞者8人を含む，トップクラスのコンピュータ・サイエンティストたち。今も活躍する15人をインビューして構成。Alan C. KayやDaniell Hillisなど学生，研究者に人気のある人物も登場。コンピュータに関心のあるすべての人に贈る読み物。
内容説明
本書では、現存の偉大なコンピュータ科学者１５人の生涯と研究を紹介する。この１５人の中には、コンピュータ科学のノーベル賞に相当するチューリング賞受賞者８人が含まれ、すべて創意工夫に富んだ第一級の研究者である。
目次
第１部 言語の研究者―機械にどのように意思を伝えるか（ジョン・バッカス；ジョン・マッカーシー；アラン・Ｃ．ケイ）
第２部 アルゴリズムの探求―問題を速く解くにはどうすべきか（エズガー・Ｗ．ダイクストラ；マイケル・Ｏ．ラビン；ドナルド・Ｅ．クヌース；ロバート・Ｅ．タージャン；レスリー・ランポート；スティーブン・クック＆レオニード・レビン）
第３部 アーキテクト―どのようによりよいマシンを作るか（フレデリック・Ｐ．ブルックス，ジュニア；バートン・Ｊ．スミス；Ｗ．ダニエル・ヒリス）
第４部 人工知能の開発者―コンピュータに知能をもたせる方法（エドワード・Ａ．ファイゲンバウム；ダグラス・Ｂ．レナート）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ko1kun
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積ん読本になってたけど、読んだらことのほか面白かった。特に前半が良かった。2009/10/16
kinaba
0
「オートマトン理論は役に立つことがある」名言だ。今度使おう。ラビンの数多の研究を非決定性を軸にして筋の通ったものとしてまとめるのなるほどなあという視点だった。2021/01/08
