昭和モダン建築巡礼 東日本編

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昭和モダン建築巡礼 東日本編

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  • サイズ A4判/ページ数 216p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822266530
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C3052

内容説明

モダニズム建築の名作を岐阜から北海道まで28件。1945~75年に建てられた建築を西から東へと巡っている。

目次

羽島市庁舎(坂倉準三建築研究所)―洪水の記憶
稲沢市庁舎(設計事務所ゲンプラン)―頭上のマトリックス
愛知県立芸術大学(吉村順三・奥村昭雄)―陸に上がった脊椎動物:長野県信濃美術館(日建設計工務)―牛に引かれて…
佐渡グランドホテル―(菊竹清訓建築設計事務所)―明日にかける橋
岩窟ホール(池原義郎)―スパゲティ・ジャンクション
群馬音楽センター(アントニン・レーモンド)―遠き山に日は落ちて
松井田町役場 現・松井田文化財資料室(白井晟一研究所)―縄文は弥生に再び勝利する
山梨文化会館(丹下健三・都市・建築設計研究所)―空間を呼び寄せる柱
秩父セメント第2工場 現・秩父太平洋セメント秩父工場(谷口吉郎+日建設計工務)―自らのように自らをつくる〔ほか〕

著者等紹介

磯達雄[イソタツオ]
1963年埼玉県生まれ。88年名古屋大学工学部建築学科卒業。88~99年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。02年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所および武蔵野美術大学非常勤講師

宮沢洋[ミヤザワヒロシ]
1967年東京生まれ。90年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。『日経アーキテクチュア』編集部に配属。以来、建築一筋。同誌副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

26
【図書館】西に続いて東の旅です。東京都八王子市の新制作座文化センターは劇団がまるまるひとつの村のような建築を造ってしまったというすごいもの。稽古のためだけの劇場とはなんと贅沢な。同じく八王子市の大学セミナーセンター・ハウスもおもしろい建築。「快獣ブースカ」の最終回ロケに使われたそう。東京都水道局長沢浄水場は「ウルトラマン」などの特撮ロケで使用。いまもバルタン星人がどこかに潜んでいるかも。2014/10/31

y_u

4
西日本編が面白かったので、続いて東日本編も読了。コンクリート建築で前衛的な建築家といえば、安藤忠雄さんしか知らなかった私にとっては新鮮な気持ちで東日本編も読んだ。また、昭和時代日本各地に未来を志向しようという志のもとで作られた建築物の多さとその価値に気付き、私にとって本当に良い収穫となった一冊である。平成になって、昭和時代に作られた前衛的な建築志向はどのように変化していったのであろうか。少し廃れていったのではないかと思う。なぜ廃れていくのであろうか?そんな疑問を連続して今感じずにはいられない。2014/11/23

さとう

4
「なぜ戦前の建築が保存される一方で、戦後のモダニズム建築があっさりと壊されていくのでしょうか?」 「人は『歳月を経た伝統』には懐かしさや愛着を感じるが、『歳月を経た最先端(モダニズム建築)は認めたがらないものなのだ」 建物を見る姿勢や意識が変わってくるような、良い本です。2011/10/15

eleking

3
ちょっとずつ楽しまないともったいない本2008/08/29

takao

2
ふむ2023/02/24

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