確率思考―不確かな未来から利益を生みだす

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確率思考―不確かな未来から利益を生みだす

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822255862
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0034

出版社内容情報

意思決定とは未来に対する賭け(=BET)である。

ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、バラク・オバマ、クリスティアーノ・ロナウド……超一流の成功者はみんな身につけている! ポーカーが教えてくれる「思考の技術」とは――。

意思決定の達人であるプロのポーカープレーヤーが、不完全な情報のなかで最善の結果に到達するための「思考と判断の技術」を伝授します。

意思決定を「正解」と「間違い」のどちらかにしか当てはめられない世界から去ったとき、私たちは両極のあいだを行き来できるようになる。より良い決定を下すということは、白か黒かという考えをやめ、あいだのグレーに色調の目盛りをつけることである。
[第1章 人生はチェスではなく、ポーカーだ]より


はじめに――本書がポーカー攻略本ではない理由
第1章 人生はチェスではなく、ポーカーだ
第2章 じゃあ、賭けてみる?
第3章 賭けから学ぶ――どんな結果も上手に処理する
第4章 仲間をつくる
第5章 反対意見を味方に
第6章 心のタイムトラベル


アニー・デューク(Annie Duke)[アニーデューク]
著・文・その他

長尾 莉紗[ナガオリサ]
翻訳

内容説明

意思決定とは未来に対する賭けである。全米ベストセラー!ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、バラク・オバマ、クリスティアーノ・ロナウド…超一流の成功者はみんな身につけている!ポーカーが教えてくれる「思考の技術」とは―。

目次

第1章 人生はチェスではなく、ポーカーだ
第2章 じゃあ、賭けてみる?
第3章 賭けから学ぶ―どんな結果も上手に処理する
第4章 仲間をつくる
第5章 反対意見を味方に
第6章 心のタイムトラベル

著者等紹介

デューク,アニー[デューク,アニー] [Duke,Annie]
ワールドシリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)やNBCナショナル・ヘッズアップ・チャンピオンシップなど世界最高峰の大会で優勝した経験を持つ、数少ない女性ポーカープレーヤー。現役引退後は、ポーカーの競技経験と大学・大学院で学んだ心理学の知見を活かして、意思決定のコンサルタントとして活躍。非営利団体「How I Decide」を主宰し、青少年の考える技術を向上させる慈善事業にも従事している。コロンビア大学で英文学と心理学専攻、ペンシルベニア大学で認知心理学の修士号を取得

長尾莉紗[ナガオリサ]
早稲田大学政治経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

9
2016年の大統領選の当選確率はヒラリー・クリントンが60〜70%だったが、30〜40%のトランプが勝った。4割の確率が実現したのだが、人々は予想が間違っていたと捉え、結果から意思決定の質を評価してしまう。後知恵や後付けバイアスが確率から意思決定を捉えられない人間主観を作る、とプロのポーカープレーヤーだった著者はいう。初期データを信じ、新たなデータが入ると過去データに合わせて修正する傾向も同類だろう。本書は、何事にも正しさを要求する主観から過程と結果を分離して検討することが、確率思考の第一歩であると説く。2020/03/26

mokuo

3
人は結果が良いと自分の成果とし悪いと運のせいにする自己奉仕バイアスがある。 しかし判断と結果は相関はあれど完全な因果になるケースは少ない。よって判断と結果の質は別に考えるべきで自分で出来ることは判断からほしい結果が得られる確率を上げることだけである。そう考えると結果に振り回させず驕りも生まれない。2019/07/11

最早

2
事前検死ってネーミングセンス、良い。面白かった。プロポーカープレイヤー……魅力的な響き。2022/10/25

K

2
私たちは「良い結果」につながったものを「良い意思決定」と見なしがちだ。しかし意思決定の内容と結果はつねに相関するわけではない。 どんなに「良い意思決定」をしたとしても、その時点では把握できていない情報や運が結果を左右することもある 物事を確率論的に考えれば楽になる 白か黒かで判断するのをやめ、グレーを考慮 2018/12/27

okhiroyuki

1
何事もゼロイチではなく、確率的に考えようと言う話。たしかに、これは大丈夫ではなく、60%の自信で問題ないと考えているとか。あと、多様な意見を集めたほうが必ず良い結果になるや、議論するときはバイアスがかからないように結果は伏せるとか。久々に面白い内容の本だった。2023/08/01

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