Airbnb Story―大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

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Airbnb Story―大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822255190
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0034

出版社内容情報

シリコンバレーの「エアビーアンドビー」に迫る初のノンフィクション!

あかの他人を自宅に泊めるためのプラットフォーム――。
こんな厚かましくて奇妙なアイデアを思いついた3人の共同創業者は、
美大出身のデザイナー2人とエンジニア。
カリスマでもなく、天才でもなかったが、ありったけの力を注いだ。
彼らはビジネス経験がほとんどないところから、
世界3万4000都市を超え、会社評価額9兆円の会社をつくりあげる。
投資家には断られ続け、宿泊者の暴行や器物損壊などで相次ぎ炎上。巨大ホテルや規制との闘いにも苦悩する。
それでも彼らはゴキブリみたいに死なずに生き延びて、成功を続けている。
新しい時代に世界を変えるビジネスをゼロから生んだ「エアビーアンドビー」のとんでもない物語。


<本書に登場するエアビーアンドビーを支えた言葉たち>
「雑音に惑わされるな」――ウォレン・バフェット(投資家)
「なんとなく好きになってくれる100万人より、熱烈に愛してくれる100人のファン」――ポール・グレアム(Yコンビネーター共同創業者)
「文化を壊すな」――ピーター・ティール(ベンチャー投資家)
「(うまくいかないなら)何度でもローンチしろ」――ブライアン・チェスキー(エアビーアンドビー共同創業者兼CEO)
「80%でいい」―ジョー・ゲビア(エアビーアンドビー共同創業者兼CPO)
「3人だから困難を乗り切れた」――ネイサン・ブレジャージク(エアビーアンドビー共同創業者兼CTO)


<エアビーアンドビーを襲った困難と乗り切る力>
・サービスを開始したが利用が止まって借金が残る:大統領選にちなんだデザインのシリアルをつくって借金を返す
・起業家養成スクール「Yコンビネーター」に応募するも低評価:シリアルをアピールして合格する
・ユーザーが100人から増えない:ユーザーの家を1軒ずつ訪ねて話を聞き、サービスの改善を重ねる
・エアビーで貸した部屋がゲストに荒らされて炎上:カリスマ投資家マーク・アンドリーセンのアドバイスで補償額を1ケタ増やして問題が収拾

内容説明

3人の若き創業者は厚かましく奇妙なアイデアをいかに猛スピードで3兆円企業にしたのか?世界3万4000都市を超える宿泊ネットワークを築いたエアビーアンドビーに迫る初のノンフィクション。

目次

1章 大ばくち
2章 会社をつくり上げる
3章 エアビーアンドビー共和国
4章 わるいヤツら
5章 アンチとの闘い
6章 ホテル業界を破壊する
7章 リーダーになる
8章 3人が次に出すものは?

著者等紹介

ギャラガー,リー[ギャラガー,リー] [Gallagher,Leigh]
フォーチュン誌アシスタント・マネジング・エディター。フォーチュン誌が選ぶ「最もパワフルな女性サミット」の共同議長を務め、「40歳以下の40人」も担当。CBSの「This Morning」、MSNBCの「Morning Joe」ほか、CNBCやCNNでもコメンテーターを務めている。ニューヨーク在住

関美和[セキミワ]
翻訳家。杏林大学外国語学部准教授。慶応義塾大学文学部・法学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。また、アジア女子大学(バングラデシュ)支援財団の理事も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

87
Airbnbは、インターネットを使ってウェブサイト上で、部屋を貸す人と借りる人を結ぶことで成長してきた企業だ。サンフランシスコの学生が地元で宿泊客が増える時期に合わせて自宅の空きスペースを貸し出したことに端を発する。ビジネス経験のない学生が、様々な壁にぶつかりながらも、それを事業として成立させ、今や世界の200か国近くで展開する大企業に育てていくさまは、まるでエンタメだ。それがノンフィクションだというのだから凄まじい迫力だ。2023/03/28

Willie the Wildcat

56
気づきと行動力。過程の苦難も振り返れば必然であり、その後の成長の糧。”シリアル経験”に”ゴキブリ”・・・、生命力だなぁ。ゲビアの理論、『象・死んだ魚・嘔吐』も納得感。興味深いのが、創業者3名体制の堅持。学ぶ姿勢と企業文化の件に、その秘密という感。一方、”投資”目的の提供者には違和感。ビジネスという視点と、Airbnbの目指す理想とのギャップ。既存ホテル業界の民泊参入が、今後の指標を提起するのかもしれない。但し、ビジネス/プライベートのどちらでも現時点では私は利用はしないかな。2017/09/17

赤星琢哉

33
Airbnb創業物語。いやぁ、面白いし勉強になる。前半はスタートアップ創業あるあるな感じで、すごく面白い(笑える)。個人的に好きなのは、オバマシリアルを作って、売れ残ったマケインシリアルを食べて生き残った話。ベッドの上にエアーベッドを置けばいいとアドバイスした話、ポールグレアムにゴキブリって言われた話。中盤から後半にかけて、サービスが巨大化していく上での、ホテル業界、法律、アンチユーザーなどとの戦いがとても具体的に美談だけでじゃなく語られている。何も知らないというのは武器。知恵を得ると二度と使えない武器。2017/07/05

ちょこってぃ

12
今すごくこのAirbnbの人たちと同じような状況です。起業を目指しています。この人達もどん底なところからあんなに成功したんだと分かって僕も絶対成功しようと強く思いました。起業したい方、是非おすすめです2017/11/06

エリナ松岡

11
新手のサービスや事業は割とすんなり受け入れられる方なんですが、この民泊・ホームシェアは中々理解できなかったため、本書はとても役に立ちました。起業物語としても面白いのはもちろんですが、それに加えて宿泊業の今や、いわゆるミレニアム世代の考え方の一端を垣間見れたのは収穫だったと思います。▼読んでいる途中でエアビーのサイトに初めてアクセスしたんですが、一点物の部屋がずらっと並び、かつどれもいい写真使っていて、これは確かに飽きさせないサービスかな、と。当分快進撃は続くのではないでしょうか?2018/02/26

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