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出版社内容情報
バグのないコードを書くことは本当に可能なのか?
もし正確な仕様が与えられるなら、その答えは「はい」だ――
本書は、高品質なコードを書くための具体的なレッスンを、「78の物語」として幅広く、かつ、とても興味深く提示します。
原著は「全プログラマが読むべきだ」「良いプログラマになるなら、本棚に入れておくべきだ」などと評された話題の書籍『Zero Bugs and Program Faster』です。
■「解説」から抜粋
「バグを減らすため」「生産性を高めるため」であれば何でもアリの、多種多様なトピックが並べられています。それぞれの技術が生まれた時期も普及した時期もバラバラです。先頭から読み進めていくと、時代もトピックもジェットコースターのように目まぐるしく変わっていきます。逆に言うと、特定の時代、特定の対象、特定の手法ではなく、ソフトウェア工学の知見を広くカバーしています。
ソースコードも、多種多様な言語の、いろいろなドメインでのソースコードが紹介され、そこでの問題点や工夫された点が解説されていきます。頭から順番に読んでいってもいいでしょう。えいやとページに指を入れてそこを読んでもいいかもしれません。1 日1 章のペースで読んでもいいですし、最初から最後まで一気に読んでしまってもいいでしょう。
■「訳者あとがき」から抜粋
本書はソフトウェア業界で長い経験を持つ筆者が、その経験を通して身に付けたエンジニアとしての様々な心構えを簡潔に伝えようとしたものです。系統立った教科書というよりも、気軽に読めるコラム集のような体裁ですが、その内容は重要な主題を扱っています。本書に書かれているのは、
(1) 高い品質と高い生産性を目指すべき理由
(2) そこへ向かうためのエンジニアとしての心構えと習慣
に関わる物語です。
目次
スピード
漏れのないコード
完璧にすることが容易なときもある
完璧に到達する方法
冗長なコードがあるなら、取り除こう
コンパイラーの警告には耳を傾けよう
各関数呼び出しがすることを知ろう
再利用可能なコード
循環的複雑度
1度に1つの小さなことを〔ほか〕
著者等紹介
トンプソン,ケイト[トンプソン,ケイト] [Thompson,Kate]
シリコンバレーで長年活躍しているプログラマ
小田朋宏[オダトモヒロ]
1969年生まれ。株式会社SRA先端技術研究所にて「誰もが楽しくプログラミングする開発環境」を目指して、ソフトウェア工学、特に形式手法の研究に従事するとともに、主にオブジェクト指向言語Smalltalkでの受託開発やオープンソースソフトウェアの開発を行っている。2015‐2017年、形式手法VDMの言語委員
酒匂寛[サコウヒロシ]
1980年代初頭に獣医学部を卒業後、ソフトウェアの世界に転進。メインフレーム、ミニコン、ワークステーション等のソフトウェア開発者を経て現在ソフトウェア開発コンサルタントとして活動。事務処理から組み込み領域までを広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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