出版社内容情報
この10年、グーグルが自動運転車を開発し、ロボット会社を何社も買収した。
アップルはパーソナル・アシスタントのSiriを発表した。
そして今、人工知能やロボットが人間のビジネス、教育、ヘルスケア分野に導入されつつある。
人工知能は、人間の仕事を奪う敵になるのか、それとも人間の能力を「拡張」する味方になるのか――
グーグルのロボット会社買収や自動運転車の開発など
数々のスクープを飛ばし、プロジェクトでピュリッツァー賞も受賞した
ニューヨーク・タイムズ紙のベテラン記者が解説する!
グーグルは自動運転車で何を狙うのか?
東大出身のロボット会社「シャフト」や軍事ロボットを開発したボストン・ダイナミクスを買収して、どこに向かうのか?
ジョブズのラスト・シングス、Siriは人間を拡張し続けるのか?
AIはこれまで何度も、興隆期と停滞期を経験したが、現在のAIブームは本物なのか?
AIの過去、現在、未来を徹底的に分析する。
ジョン・マルコフ[ジョンマルコフ]
瀧口 範子[タキグチノリコ]
内容説明
この10年、グーグルが自動運転車を開発し、アップルはパーソナル・アシスタントのSiriを発表した。そして今、人工知能やロボットが人間のビジネス、教育、ヘルスケアの分野に導入されつつある。これらの人工知能は進化を遂げ、将来われわれはマシンをコントロールするのか、それともマシンにわれわれはコントロールされるのか?
目次
第1章 人間とマシンの間
第2章 砂漠を駆け抜ける―自動運転車の誕生と成長
第3章 人類には不利な競争
第4章 AIの栄枯盛衰、そして復活
第5章 倫理をめぐる研究者たちの闘争―NASAからスタンフォードまで
第6章 有能なパーソナル・アシスタント
第7章 グーグルのロボット参入
第8章 ジョブズのワン・ラスト・シング(最後にもうひとつ)
第9章 主人、奴隷、それともパートナー?
著者等紹介
マルコフ,ジョン[マルコフ,ジョン] [Markoff,John]
1988年にニューヨーク・タイムズ紙に入社して以来、ビジネス部門でテクノロジーを追い、現在は科学部門で取材を続ける。2013年には、労働と自動化の関係を探ったニューヨーク・タイムズのプロジェクトで、解説報道部門におけるピュリッツァー賞を受賞。ウィットマン・カレッジ卒業、オレゴン大学で社会学修士号取得。1949年カリフォルニア州オークランド生まれ、パロアルト育ち。現在はサンフランシスコ在住
瀧口範子[タキグチノリコ]
フリーランスの編集者・ジャーナリスト。シリコンバレー在住。テクノロジー、ビジネス、政治、文化、社会一般に関する記事を新聞、雑誌に幅広く寄稿する。上智大学外国学部ドイツ語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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