沈みゆく帝国―スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

沈みゆく帝国―スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 538p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822250232
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ジョブズ亡きあと、イノベーションを起こせず苦悩するアップル。米国で活躍する日本人ジャーナリストが今後を明らかにする。

アップルCEO、ティム・クックが名指しで批判した話題作!
「Haunted Empire」の日本語版。

元ウォール・ストリート・ジャーナルのエース記者であり、
スティーブ・ジョブズの肝臓移植をスクープした著者が、
約4年、200人以上に取材を重ねて明らかにした真実。

iPhone、iPadなど世界を驚かすイノベーションを次々生みだした偉大な企業、アップル――。
カリスマ創業者、スティーブ・ジョブズは自らとアップルをクレイジーな反逆者と位置づけ、
体制に逆らうイノベーターと見せてきた。
しかし、いつしかアップルは追われる立場となり、横暴な巨人と言われるようにもなる。

アンドロイドとの競合、特許闘争、今は亡き天才・ジョブズの影、
地図アプリへの非難、中国からの反発、生まれないイノベーション、きしむ社内――。

人々を魅了する帝国は苦悩し、輝きを失いつつあるのではないか。
このまま、沈んでいってしまうのか。

日本生まれ、米国育ちのジャーナリストが、米国、英国、中国、台湾、日本などで
約200人に取材した事実からアップルの過去、現在、未来を徹底的に明らかにする。

著者 まえがき
序章 かつて私は世界を統べていた

第1章 去りゆくビジョナリー
第2章 ジョブズの現実歪曲
第3章 CEOは僕だ
第4章 在庫のアッティラ王
第5章 皇帝の死
第6章 ジョブズの影と黒子のクック
第7章 中国の将軍と労働者
第8章 アップルの猛獣使い
第9章 Siriの失敗
第10章 アンドロイドに水素爆弾を
第11章 イノベーションのジレンマ
第12章 工員の幻想と現実
第13章 ファイト・クラブ
第14章 きしむ社内、生まれないイノベーション
第15章 サプライヤーの反乱
第16章 果てしなく続く法廷闘争
第17章 臨界に達する
第18章 米国内で高まる批判
第19章 アップルストーリーのほころび
第20章 すりきれていくマニフェスト
終章2013年11月

謝辞
訳者あとがき
解説
原注

内容説明

偉大でクレイジーな反逆者は、いつしか傲慢な巨人となり、衰退の道を突き進んでしまうのか―。ウォール・ストリート・ジャーナル元エース記者が、厳しく切ないアップルの真実を明らかに。

目次

かつて私は世界を統べていた
去りゆくビジョナリー
ジョブズの現実歪曲
CEOは僕だ
在庫のアッティラ王
皇帝の死
ジョブズの影と黒子のクック
中国の将軍と労働者
アップルの猛獣使い
Siriの失敗〔ほか〕

著者等紹介

ケイン岩谷ゆかり[ケイン・イワタニユカリ]
ジャーナリスト。1974年、東京生まれ。ジョージタウン大学外交学部(School of Foreign Service)卒業。父の仕事の関係で3歳の時に渡米、シカゴ、ニュージャージー州で子ども時代を過ごす。10歳で東京に戻ったものの、15歳で再び家族とメリーランド州へ。大学3年の時に1年間上智大学へ逆留学したが、その後アメリカへ再び戻る。アメリカのニュースマガジン、U.S.News and World Reportを経て、ロイターのワシントン支局、サンフランシスコ支局、シカゴ支局で勤務後、2003年末に特派員として東京支局に配属

井口耕二[イノクチコウジ]
1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している

外村仁[ホカムラヒトシ]
戦略コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーを経て、アップル社でマーケティングを担当。ジョン・スカリーからスティーブ・ジョブズまで5年間で4人のCEOに仕える。スイスIMDでMBAを取得後、シリコンバレーで起業、ストリーミング技術の会社を立ち上げ、売却。ファーストコンパスグループ共同代表、スタートアップ数社のアドバイザーやOpen Network Labの起業家アドバイザーなどのほか、エバーノート日本法人の会長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

80
アップルという企業がどれほどスティーブ・ジョブズという人物に頼ってきたかということが痛いほど分かる。スティーブ・ジョブズ亡き後を継いだティム・クック、方向性も見えず、世界を揺るがすようなリリースは未だ見られない。◆そもそもスティーブ・ジョブズなる人物は並の人間ではない。21歳で友人とアップル社を立ち上げたジョブズは翌年、マッキントッシュを世に出し、脚光を浴びる。しかし、その破壊的な言動と全てを犠牲にしての完全主義のためアップルを追放される。後にアップルは倒産の危機に直面するが、それを救ったのはジョブズだ。2018/12/10

Jun 1960

15
非常におもしろかった。ただ、あとがきにも書いてあるように、アメリカでは、Amazonの書評は、賛否真っ二つに割れているようです。Apple信者と、そうでない冷静な見方ともいえますが。でも、何が起ころうとも、ジョブズが、クックに遺言として言った、「ジョブズだったらどうするか?じゃない。自分が正しいと思ったことを、やれ!」がある限り、Appleは突き進むと信じてます。という自分はApple信者ではあるけどね。2014/07/08

GASHOW

12
WWDCでiphone7の発表日にこの本を読んだのは、感慨深い。ジョブスがいなくなってから革新的な製品が提供されなくなってきたと言われていた。iphone7からイヤホンジャックを捨て、MacbookからUSBを捨てタイプCに変えた。クックは、「ジョブスならどうするだろうと考えるのではなく正しいことをしよう。」と述べている。時代を切り開く商品を一定の間隔で発明し、多くの製品を作り出し、その品質を保証し、売上も確保するということは並大抵のことではない。クックの後任こそが難しいかもしれない。2016/09/13

Arowana

11
ブラック・オア・ホワイトではないけれど、何事も光と闇があるということで(^_^;) アップルという巨大なリスク…。日本の産業もただではすまないでしょうね、これは。Apple、Google、Amazon…etc。便利コワすぎる世の中!そして自発的にシステムに支配されていく自分…。うーん、SFが現実化していきますね。2014/07/22

牧神の午後

10
うーん、筆者は何を言いたいのだろう。Appleにいつまでも信じられないイノベーションを産み続けて欲しいのか?でも、それはムリな話した。人が成長するように会社も成長する。あの悪の帝国(笑)MSが、いまやevilGoogleに比較されるほどにね。ましてやJobsという希代のカリスマ暴君がいなくなったのだ。方向が変わるのも当然。ヘルスケアやアップルペイのようにイノベーションの方向が変わったのだ。それを見ずに、文句を言うのだから悪意を持ってイチャモンをつけているように感じてしまう。そりゃ、クックも文句を言うよね。2015/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8105555
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。