シグナル&ノイズ―天才データアナリストの「予測学」

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シグナル&ノイズ―天才データアナリストの「予測学」

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  • サイズ A5判/ページ数 591p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822249809
  • NDC分類 417.1
  • Cコード C0034

内容説明

「私たちはシグナルを探そうとしてノイズを集めている」米大統領選で「オバマの勝利」を完璧に予測し、世界を騒然とさせた希代のデータアナリストが、情報の洪水のなかから真実(シグナル)を見つけ出す統計分析理論と予測技法を初公開!

目次

壊滅的な予測の失敗
キツネとハリネズミ―予測が当たるのはどっち?
マネー・ボールは何を語ったか?
天気予報―予測がうまく機能している数少ない分野
巨大地震のシグナルを探す
経済予測はなぜ当たらないのか?
インフルエンザと予測モデル
間違いは減っていく―ギャンブルとベイズ統計
機械との闘い
ポーカー・バブル
打ち負かすことができないなら―金融市場と予測可能性
地球温暖化をめぐる「懐疑心」
見えない敵―テロリズムの統計学

著者等紹介

シルバー,ネイト[シルバー,ネイト] [Silver,Nate]
1978年生まれ、ニューヨーク・ブルックリン在住の統計専門家。『マネー・ボール』で有名になった野球データ分析会社ベースボール・プロスペクタスの予測モデル「PECOTA」の開発者。2008年の米大統領選挙の結果を予測し、ほぼ完ぺきに(50州のうち49州)的中させたことで一躍脚光を浴びた(2012年の大統領選は50州すべて的中)。タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」(2009年)にも選出された。政治予測ブログ「FiveThirtyEight.com」を主宰し、各種の選挙結果の予測をはじめ、政治、経済、スポーツなど幅広い分野の話題について統計学の視点から独自の見解を提示し、世界的に注目を集めている

川添節子[カワゾエセツコ]
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

55
2008年の米大統領選挙の結果を50州中49州的中させた、気鋭のデータアナリストによる、「なぜ予測は外れるのか」の解説本。リーマンショック、選挙、野球、自然災害、経済予測、ギャンブル、テロなど、予測がクリティカルな分野で予測者が陥る様々な「落とし穴」を説明。予測の中にバイアスがかかっていたり、ノイズの中にパタンを見いだしてしまったり、が主な原因。残念ながら特効薬的な「シグナルの見分け方」がある訳ではない。エピソード一つ一つは非常に詳しく、また興味深く、読み物として非常に読ませる内容だった。2014/10/26

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

18
ひたすら、新しいことをくり返すこと

中島直人

17
予測という行為に関して、これを確率論について、ベイズ的思考について考える。分かり易い文章で、とっつき易い事例を豊富に入れてくれていて、ものすごく読み易い。ページ数の割に苦もなく読める印象。ただ、はじめの3分の1を読めば、主要な論点は読み取れるので、このページ数は冗長過ぎるのではないか。2016/10/08

HoneyBear

12
【原著の感想を転記】Perceived Accuracy や Confident-Sounding Predictions をひけらかす「専門家」の予測を鵜呑みにする危険。特に経済・金融の世界ではシグナルとノイズの峻別が困難。不確実を不確実と認める勇気と潔さが重要。Uncertainty is a better indicator of accuracy than confidence is と。その一方で生死に関わる判断をしなければならない医療統計学者はデータとモデルに対して謙虚と。その姿勢に学びたい。2014/08/23

turtle

11
読み応え満点です。 非常に幅広いテーマが取り上げられ、誰でも一つは興味のある分野が見つかるのではないでしょうか? ここで言及されていたオプショントレード、確かに毎年勝ち続けている人が存在しています。2014/03/02

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