出版社内容情報
人類の誕生から10万年―。
これから未来の10万年はどのような地球になるのだろうか?
17世紀から始まった人間の産業活動により、
地球は「人類世」の時代に突入した。
化石燃料を利用することで生じた二酸化炭素が気候や生態系に
及ぼす影響はもはや無視できない。
人類は、次の氷河期の到来を阻止してしまった!
気鋭の環境史学者が、太古の地層を調べてわかった
「超温暖化」の実態を描く。
地球環境を10万年のタイムスパンで論じる画期的な書物。
内容説明
人類は氷河期の到来を阻止してしまった。気鋭の環境史学者が太古の地層を調べてわかった超温暖化の実態。
目次
1章 氷河を止める
2章 地球温暖化をこえて
3章 最後の大いなる解氷
4章 超温室のなかの生命
5章 未来の化石
6章 酸の海
7章 上昇する海
8章 氷の消えた北極
9章 グリーンランドの緑化
10章 熱帯はどうなる?
11章 故郷へ
著者等紹介
ステージャ,カート[ステージャ,カート][Stager,Curt]
生態学者、古気候学者、サイエンスライター。デューク大学で生物学と地学の博士号を取得。『サイエンス』をはじめとする主流科学誌に生物学や地学に関連した数十編の論文を執筆し、『ナショナル・ジオグラフィック』のような一般向け雑誌にも寄稿する。ニューヨーク州北部のアディロンダック山脈にあるポールスミスズ大学で教えているほか、メイン大学気候変動研究所で研究員のポストを持ち、アフリカや南米、極地方の長期気候史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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