「ソーシャルラーニング」入門―ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命

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「ソーシャルラーニング」入門―ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822248758
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C2034

内容説明

「学ぶとは、自分のネットワークの質を最適化することである」。「知のシェア」があなたと組織を変える。

目次

第1章 学びをめぐる変化の機運
第2章 オンラインコミュニティの流儀を取り入れる
第3章 ストーリーを共有すると仲間が見えてくる
第4章 マイクロシェアリングによる健全な文化
第5章 国家インテリジェンスに学ぶ集合知の育て方
第6章 熱中したコミュニケーションから学びが生まれる
第7章 ソーシャルラーニングが会議を共有知にする

著者等紹介

ビンガム,トニー[ビンガム,トニー][Bingham,Tony]
米国人材開発機構(ASTD:American Society for Training&Development)の社長兼CEO。ASTDは、トレーニングと人材開発にフォーカスする世界最大の非営利会員組織。世界に約160の支部を持ち、学習を通して会員企業の人材および組織のパフォーマンス改善を支援している。多年にわたるテクノロジー領域での活動によってコラボレーション関連技術に精通し、ASTDに2001年、COO兼CIOとして参加

コナー,マーシャ[コナー,マーシャ][Conner,Marcia]
米調査・コンサルティング会社、アルティメーター・グループのパートナー。米バージニア大学ダーデン・ビジネス・スクールのフェロー。コラボレーション文化やワークプレイス・ラーニング、ソーシャルビジネスが専門分野。『Learning in the New Economy magazine』誌編集長、米マイクロソフトのワールドワイド・トレーニング担当シニア・マネージャ、米ピープルソフト教育部門副社長などを経て現職

松村太郎[マツムラタロウ]
ジャーナリスト。慶応義塾大学SFC研究所上席所員。キャスタリア(株)取締役研究責任者。1980年東京都生まれ。慶応義塾大学環境情報学部卒、同大学大学院政策・メディア研究科(修士課程)修了。修士課程の研究テーマである「モバイルコミュニケーション」「パーソナルテクノロジー」とライフスタイルの関係について現在も研究と執筆を続けている。特に関心の強いテーマは「ソーシャルラーニング」「スマートフォン」「ノマド」。ビジネス・ブレークスルー大学で教鞭も執る

山脇智志[ヤマワキサトシ]
キャスタリア(株)代表取締役。1970年鳥取県生まれ、国学院大学卒。英語通信教育会社勤務を経てニューヨークへ留学。Radio Pacific Japan(LA)に勤務、ネットとFMラジオのメディアミックスによる番組を制作。U.S.Japan Business News Inc.(NY)のマーケティング/セールスディレクターを経て、2000年にBusium Inc.をNew Yorkに設立。2005年4月本社移転で東京に移り、ネットでの音声コンテンツ販売事業の担当役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

28
素人感あふれる動画を投稿しているときに、本書と出会いました。読んでいると素直に励まされるような言葉が、たくさんありました。そのうち自分で「これは使える!」と思ったポイントを、3つほどポイントを絞って書き出します(P109)。「できることから始めよう」→Googleスプレッドシートの使い方紹介は難しくない「簡単なものを使おう」→YouTubeは誰でもすぐに投稿できる「自分の言いたいことをはっきりと」→動画は全て3分以内。短いほど内容が印象的(P109 第3章「ストーリーを共有すると仲間が見えてくる」より)2013/01/02

onaka

3
うーむ、これは期待はずれ。教育市場を変革するみたいな話を勝手に想像していたら違った。ソーシャルメディアを使えば、社内のナレッジ共有がこう変わって、社内教育の効率化が進むとか、新たな価値創出につながるみたいな、そんなのもうゼロ年代の前半くらいに、社内ブログでどうのこうの言っていた時代と基本的に一歩も動いてないじゃないですか。入門だから仕方ないのかね。翻訳された山脇さんがはじめたキャスタリアって会社さんはとっても面白そうなんだけどな。2013/04/02

壱萬弐仟縁

3
慶應の半学半教のような感じで、指導側と被指導側の線引きが不明瞭になり、参加者の経験を良いものにしてくれる社会的学習(3ページ)。ニッチキャスト、つまり、1対MLの登録者からなるメンバーの人数。これは私塾の集客の1ケタとは限らない。3ケタの時もあるだろう。だから、ニッチキャストとは人数が組織や目的によってことなる。NGOや学会の場合を想起されたい。集合知を共有することが重要なのであるが、なかなか私塾を立ち上げるときに、集客がうまくいかない。個人の経験知を少人数で共有し、さらに新たな知識の創出を図りたい。2012/11/05

Mami Umeno

1
若干、内容がタイトルに負けている感はあったけれど「ソーシャルメディアをマーケティング戦略から、自然な対話による知識流通や人々のつながりを作る戦略へと見直しを図りたい」という著者の意図はよく理解できた。CIAなどの実例紹介を取り入れながら、企業・組織内にソーシャルラーニングを導入する際の手順や注意点も述べている点は良かったけれど、通り一遍な感は否めず、もう少し踏み込んでほしかったところ。ただ参考文献が丁寧に記載されており、今後の事例研究のきっかけ作りとして役に立つ本だった。2012/07/27

Yasuhisa Ishikawa

1
これからソーシャルラーニングを社内に取り入れようと考えている方にお薦め。導入時の反対勢力への対応なども書いてある。 また、ソーシャルラーニングについて事例から体系的に説明してあるため、現在起こっているソーシャル化の波とラーニングの関係を調査するには良いと思う。2012/04/26

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