テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

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テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822245542
  • NDC分類 699
  • Cコード C0095

出版社内容情報

テレビはこのまま花形の業界として生き残れるのか。それともネットに飲み込まれるのか?通信・放送を追い続けた気鋭の記者が、テレビとインターネットの今と未来を描く。

内容説明

ITの奴らに奪われてたまるか!テレビ業界が50年間隠し続けた“おいしいビジネス”の秘密。

目次

序章 五十年かけて密かに築いた“おいしいビジネス”
第1章 嫌いな理由1 NTTが映像インフラを支配する―地上デジタル巡る攻防戦
第2章 嫌いな理由2 キー局の帝国が崩壊する―揺れる最強の番組流通システム「系列」
第3章 嫌いな理由3 巨人NHKが民放を蹴散らす―成長力失った公共放送はネットに夢中
第4章 嫌いな理由4 テレビ画面がネットに乗っ取られる―家電業界の戦略商品「ネット対応テレビ」の破壊力
第5章 嫌いな理由5 娯楽メディアの王座から陥落する―芸能界とテレビの蜜月に陰り
第6章 嫌いな理由6 下請け番組制作会社の逆襲が始まる―コンテンツの支配者が下克上に怯える
第7章 嫌いな理由7 放送免許が紙くずになる―政府とテレビ局に亀裂が走る

著者等紹介

吉野次郎[ヨシノジロウ]
1971年生まれ。1996年に慶應義塾大学環境情報学部卒業後、日経BP社に入社。通信の専門情報誌『日経コミュニケーション』の記者として2001年まで通信業界を担当し、NTTと新電電の競争や業界再編成を取材。2001年以降は、通信と放送の専門情報誌『日経ニューメディア』で記者として放送業界をカバーする。テレビ、ラジオのデジタル化やテレビとインターネットの融合などをテーマに日々取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mym

2
テレビ局のビジネスモデルがいかに巧く「おいしく」作られているか、それを守り抜くためになりふり構わない努力をしているか、ある意味で感服した。この問題について表面だけ見ていると、この表題のような疑問を抱きテレビに不信感を持ち、この本を読んで考えると、やはりテレビ局のやり方に不信感を抱く。結局、変わってくれということ。2009/10/22

Lily ※amazon不買運動中

1
図書館で借りてぱらぱらっと読んだ。テレビとインターネットのどうしても折り合いが悪いところを分かりやすく説明していて愉快な本。

ぷるぷる

1
所謂電波利権についての本。 日本の放送と通信の融合という時代をIT、通信事業、製造業…という視点で見る記事は多いが放送局側の視点を説明するものが少なかったため勉強になる。 (何せあの人たちはお前らには分かるまいという態度ですから) テレビのネット嫌いな理由と言っているが、むしろこれからのテレビに待ち受ける問題点を洗い出している。民放放送の低俗化は確かに感じるがそれは人それぞれだと思うけど、確かに最近テレビCMが頭に残らない。それでも企業は高い金をテレビに払い続けてるわけでやっぱりヘンだといえばヘンだ。2007/08/30

noritsugu

1
なかなか面白い。けど、薄めなのに 1500円とはちょっと高くない?詳しい人にとってはつまらない内容らしい。私はまったく知らないことが多かったので面白かったけど。2007/03/21

ハンギ

0
2006年出版。テレビのネットへの取り組みを取材している。NHKは受信料で成立している組織だが、近年不払い運動が盛んになり、危機感を持っていたが、これがネット参入への動機になっていた。時代が一回りして、NHKに追い風になっていると感じた。一つ一つのコンテンツを買わせるサービスも時代に先駆けていたと思う。経産省(制作会社側)VS総務省(テレビ事業者側)の確執。また五系列の大テレビ派閥(新聞の協力もある)もさすがのNTT&ソフトバンク通信事業社連合に敗北し、地上デジタル放送もIPTVで見れるようになった。2013/02/18

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