アービトラージ入門―裁定理論からマーケットが見える

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822245504
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C2033

出版社内容情報

マーケットのことを知れたければ大事な言葉はただ一つ、裁定の(アービトラージ)だ。あらゆる金融商品の値動きを理解するうえで不可欠な「裁定取引」の決定版テキスト。

内容説明

金融に関する研究のほとんどを1つに束ねる共通テーマが裁定である。裁定とは、同じ資産やポートフォリオが異なった価格で取引されているのを利用して利益を上げる行動だ。きわめて重要な概念であるにもかかわらず、一般には正しく理解されていないこの「裁定取引」の理論と仕組みを、平易に説明することが本書の目的である。

目次

第1章 裁定、ヘッジ、一物一価の法則
第2章 裁定の実行
第3章 キャリーコストによる価格評価
第4章 国際的裁定
第5章 プット・コール・パリティと裁定
第6章 オプションの評価
第7章 裁定と資本構成の(無)価値

著者等紹介

ビリングスレイ,ランダール・S.[ビリングスレイ,ランダールS.][Billingsley,Randall S.]
Ph.D、CRRA、CFA。ヴァージニア工科大学で金融論担当教授を務めるかたわら、世界各国でコンサルティング活動を行っている。AIMR(現CFA協会)の元副会長。アメリカ、ヨーロッパ、およびアジアでCFA試験の受験者向けの講座も担当。彼が作成した株式評価のケース・スタディは、数年にわたってAIMRのCFAレベル2試験用教材にも使われた。また、資産評価と投資関連のコンサルタントあるいは専門家として法廷に立ち、証言も行っている

望月衛[モチズキマモル]
京都大学経済学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了。大和証券を経て、現在、大和投資信託審査部でファンドやデリバティブ等の評価・分析に従事。CFA、CIIA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よう

2
これは難解だった…トレードに直接結びつけるのは難しい…。(俺には)2013/03/27

disktnk

0
投資戦略の共通単語にも関わらず,立場や業界によって説明が異なる「裁定(arbitrage)」について,体系的に解説した入門書.理論を構築する上でなぜ無裁定仮定が重要となるのか,逆になぜ無裁定となる理論を考えるのか,から始まり,一物一価の法則・絶対的な価格の評価,2項定理やMM命題までをすっきりとまとめていた. 2012/05/03

tegege

0
分かったようなわからんような。簡単なことを言ってる気もする一方で、さっぱり頭に入らない。2012/11/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/231137
  • ご注意事項