内容説明
耐震偽装は、始まりにすぎなかった。日常化する手抜き工事、住民間紛争、そして老朽化―。日本の住宅問題の本質に迫るノンフィクション。
目次
プロローグ 溶ける超高層、危険な郊外
第1章 史上最悪の欠陥マンション群
第2章 住民を翻弄する資産価値幻想
第3章 ニュータウン開発の残照
第4章 学園都市の景観五〇年戦争
第5章 荒れる郊外と現代版隣り組
エピローグ 第三の眼
著者等紹介
山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。二十一世紀の「共通の利益」とは何かをテーマに、都市と建築、医療、企業活動、海外紀行、スポーツなど幅広く執筆。ドキュメンタリー番組のコメンテーター、講演者としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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