ザ・サーチ―グーグルが世界を変えた

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822244873
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

世界中が注目する検索エンジン会社グーグルを取材した初のビジネスノンフィクション。ワイアード創刊者でもある著者はインターネット関連ベンチャーに詳しく、グーグルの創設者たちとも親交があつい。検索エンジンの歴史と検索技術のイロハをひもときながら、グーグル誕生から現在までの経緯、話題になったIPOの経緯などを描く。巨大データベースであるインターネットと検索エンジンの関係、それらに対する政府の規制の可能性、プライバシーの問題など、検索ビジネスの将来展望にも触れ、示唆に富む内容。カリフォルニアのネット世代の若者たちの考えをうかがい知るネット・サブカルチャー史としても面白く読める。

内容説明

世界で最も注目される企業Googleとそのライバルたちは、ビジネスのルールを、メディアを、我々の文化を、どのように書き換えてしまったのか。

目次

意志あるデータベース
検索のイロハ~五つのW、ひとつのH
グーグル以前の検索
グーグル誕生
一回五セントで一〇億ドル~インターネットが金の卵を産む
グーグル二〇〇〇‐二〇〇四~五年で三〇億ドル企業へ
サーチエコノミー
検索とプライバシー
グーグル、満を持して上場
グーグルの今日と明日
完全なる検索

著者等紹介

バッテル,ジョン[バッテル,ジョン][Battelle,John]
ワイアード誌の共同創刊者、インダストリー・スタンダード誌などの創刊者。ビジネス2.0などに寄稿する人気コラムニストでもあり、カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズムスクールでも教鞭をとる

中谷和男[ナカタニカズオ]
東京外国語大学仏語科卒業後、NHK入局。社会部を経て、アラブ移動特派員、ジュネーブ、パリ、ナイロビ、ソウル各支社長、アジア総局長(バンコク)、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長(パリ)、1995年退局。著作、翻訳活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

14
グーグルが世界を変えたという事をわかりやすくドキュメントタッチで書かれています。普段何気なく使用しているサーチ機能ですが、これによっていかにビジネスの在り方が変わってきているかがわかります。ただ便利になった半面、セキュリティ部分でも問題が生じるようになってきています。そこらへんも書いてもらうといいのではないかと思いました。2014/06/25

maimai

9
Googleの検索エンジンに関して初めは懐疑的な意見が多かったけど、それでも諦めずに成長を重ねて世界の大企業まで育て上げた男たちの物語。IT業界は特に技術革新のスピードが速いと感じますが、結果を出す人は並外れた先見性と知性があるのだと感じます。スタンフォード大学博士課程、大学教授の道を蹴りGoogleに全エネルギーを注ぎ込むことを決意したエリートの考えることはそこが知れないな…様々な常識を打ちやぶり世界にinovationを引き起こしたその勇気と知性には頭があがりませんね…2020/08/19

つゆき

4
Googleとそのライバルたちの波乱に満ちた物語。2人の大学院生が無の状態から作り上げた会社がやがて周囲の大企業をどんどん追い抜きwebの世界に大変革をもたらしていく様子はとてもエキサイティングです。若い2人の創業者の素顔、アカデミックな社風、シリコンバレーとスタンフォード大学という場所、新しい産業の勃興と古いビジネスの衰退の急速さなど、非常に興味深く刺激的な内容でした。2011/01/19

takao

3
ふむ2023/06/28

shikaku

3
Googleは天才2人の会社。大きくなったいまでも2人の会社のようだ。でも支えてる周りの人たちがこの会社の発展を支えているんだなと思った。Googleには近いうちに挫折の日々がやってくるんだろう。そのときどのように乗り越えていくかでこの会社の運命が決まるのだろう2009/03/15

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