内容説明
東京大学ＭＯＴコースの人気講義「企業戦略と組織マネジメント」の書籍化！タフでなければ、生きていけない。戦略がなければ、生きていく資格がない。技術があっても競争に弱い企業必読！イノベーションの観点から戦略をとらえた新しい発想の１冊。
目次
第１章 戦略とは何か（技術力は高いのに；ＤＲＡＭは復活するか？ ほか）
第２章 イノベーション戦略（イノベーションとは；イノベーションプロセスモデル ほか）
第３章 ビジネスモデル戦略（モジュール化とビジネスモデル；パーソナルコンピュータ産業のモジュール化 ほか）
第４章 多角化戦略（多角化とは；日本製造業の多角化のダイナミズム ほか）
第５章 研究開発戦略（研究所は不要か？；基礎研究は役に立たない？ ほか）
著者等紹介
玄場公規［ゲンバキミノリ］
芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科助教授。兼東京大学総合研究機構特任助教授（ＭＯＴコース講義担当）。１９９２年東京大学大学院工学系研究科材料工学専攻修士課程修了、三和総合研究所研究員。東京大学工学系研究科アクセンチュア寄附講座助教授を経て２００４年から現職。学術博士。専門は技術経営、科学技術政策
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感想・レビュー
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Yohei
2
★★★☆☆技術を利益に結び付けるための企業戦略について理系読者を想定して説明した本。モジュール化の流れに沿い、すべての部品がアウトソーシングされたＰＣメーカの凋落と、その他の設計はアウトソーシングしながらエンジン制御をコアとして残して成功した自動車メーカの戦略を特許の視点から比較考察するなど、理系ならではの事業考察は見るべき点が多い。2013/06/11
kuma-kichi
0
「理系のための」と銘打っているので、ロジカルに書かれていて、データにも裏打ちされており、確かに、読みやすい。が、いかんせん、「だから？」というところに応えていない気がする。学者さんだから？ちょっと引いた目線が共感の邪魔をするのかも。2014/02/18
