出版社内容情報
著者は米国の有名なＭ＆Ａ（合併・買収）コンサルタント会社であるワッサースタイン・ペレラのＣＥＯであり弁護士。１９８８年に同社を設立後はもちろん、それ以前も法律事務所および投資銀行において数々の主要なＭ＆Ａに実際に携わった人物。本書は著者の豊富な実務経験に基づくＭ＆Ａに関するバイブルともいえる渾身の力作。企業の合併・買収の歴史、戦略、そしてその実務を多くの具体的事例に沿って解説し、合併・買収の全貌をとらえた他に類例のない著作。日本企業同士および日本企業と外国企業との合併・買収がかつてないほど注目を集める現在、最新の事例を多数含む本書は多くの日本企業にとっても今後の指針を探るための必読書。
目次
上巻
第一部 合併・買収の歴史
第１章 パラマウントをめぐる戦い
第２章 歴史の足跡
第３章 複合企業の勃興と衰退
第４章 一九八〇年代初期ー大型Ｍ＆Ａの時代
第５章 一九八〇年代後期ー混乱の時代
第６章 Ｍ＆Ａの功罪ー長所、短所、そして醜い点
第二部 合併・買収の戦略
第７章 戦略的ジレンマ
第８章 エネルギー戦争
第９章 複合企業の変化
第１０章 デジタル時代の金融サービス
第１１章 電気通信革命
第１２章 電脳空間への競争ーメディア企業とコンテント
下巻
第１３章 激変する医療産業
第三部 合併・買収の実務
第１４章 合併・買収に参加する人々
第１５章 買収価格
第１６章 合併・買収の構造
第１７章 合併・買収の実行
第１８章 攻撃戦術
第１９章 防衛ー戦うべきか、売却すべきか
第２０章 防衛ー塹壕を張り巡らす
第２１章 防衛ー戦場での戦術
第２２章 政府の介入
内容説明
だから、奴らは強い！プロが明かす戦略実務のすべて。
目次
第２部 合併・買収の戦略（激変する医療産業）
第３部 合併・買収の実務（合併・買収に参加する人々；買収価格；合併・買収の構造；合併・買収の実行；攻撃戦術；防衛―戦うべきか、売却すべきか ほか）
