ブロックチェーンの衝撃―ビットコイン、FinTechからIoTまで社会構造を覆す破壊的技術

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ブロックチェーンの衝撃―ビットコイン、FinTechからIoTまで社会構造を覆す破壊的技術

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822236595
  • NDC分類 338
  • Cコード C0034

出版社内容情報

社会構造を変えると注目されるビットコインとブロックチェーンが及ぼすビジネスへの影響,法制度,技術を専門家が徹底解説
「ビットコインなどの仮想通貨や、それを支えるブロックチェーン技術は、極めて斬新なものだ。
それは社会の基本的な構造を大きく変える潜在力を持っている」(経済学者 野口悠紀雄)

ビットコイン交換所運営会社の破綻などで、いまだ怪しげなものと見られることもあるビットコインとブロックチェーン技術だが、その影響は金融だけでなく、
様々な業界へ及ぶ。一体どんなビジネスが生まれようとしており、どんな技術がそれを可能にしているのか、日本の法制度はどう対応しているのか──。

本書では、ビットコインやブロックチェーン技術で事業や技術開発を進めるエキスパートらが業界の発展を目指して、実務で得たノウハウや知見を
金融の専門家だけでなく、新規事業の開発や経営企画に携わる広いビジネスパーソンに向けて共有する。


はじめに(馬渕 邦美)
序章(野口 悠紀雄)
■1章 総論
ビットコインの技術が及ぼす様々なビジネスへの影響(山崎 大輔)/ビットコインと ビジネス(廣末 紀之)
■2章 ビットコインの可能性と課題
ビットコインと個人・社会・国家(大石 哲之)/ビットコインと法(芝 章浩)/
ビットコインの最新技術(ジョナサン・アンダーウッド)
■3章 ブロックチェーンが起こす金融変革とその仕組み
ブロックチェーン概論(朝山 貴生)/ブロックチェーンの経済モデル(斉藤 賢 爾)/金融サービスへの応用(後藤 あつし)
■4章 ブロックチェーンの産業へのインパクト
非金融分野におけるブロックチェーンの可能性と課題(杉井 靖典)/ブロックチェー ンとIoT(栗元 憲一)/ロックチェーン2.0プロジェクト(東 晃慈)
■5章 新たに生まれるプラットフォーム
スマートコントラクト構築プラットフォーム「Ethereum」(佐藤 智陽)/NEM…ブ
ロックチェーン技術の新しいパラダイム(ロン・ウォン)

Bitcoin,FinTech and IoT
Blockchain is the
disruptive technology
that break social structure


ビットバンク株式会社&『ブッロクチェーンの衝撃』編集委員会[ビットバンクカブシキガイシャアンド「ブロックチェーンノショウゲキ」ヘンシュウイインカイ]

馬渕邦美[マブチクニヨシ]

内容説明

15人の専門家が業界動向と将来展望、ビジネスへのインパクト、法制度、プラットフォームや暗号技術の詳細を徹底解説!

目次

1章 総論(ビットコインの技術が及ぼす様々なビジネスへの影響;ビットコインとビジネス)
2章 ビットコインの可能性と課題(ビットコインと個人・社会・国家;ビットコインと法;ビットコインの最新技術(ジョナサン・アンダーウッド))
3章 ブロックチェーンが起こす金融変革とその仕組み(ブロックチェーン概論;ブロックチェーンの経済モデル;金融サービスへの応用)
4章 ブロックチェーンの産業へのインパクト(非金融分野におけるブロックチェーンの可能性と課題;ブロックチェーンとIoT;ブロックチェーン2.0プロジェクト)
5章 新たに生まれるプラットフォーム(スマートコントラクト構築プラットフォーム「Ethereum」;NEM…ブロックチェーン技術の新しいパラダイム)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

113
ブロックチェーンとビットコインについてこれだけまとめられている本はまだ出ていません。それぞれの専門家が分野別に書かれていてわかりやすい本だと思います。ビットコインの可能性と課題、ブロックチェーンが起こす金融変革とその仕組み、産業へのインパクト、新たなプラットフォームということで知りたいことが大体書いてあり参考になりました。2016/06/22

イノ

13
ビットコインとかに使われている技術がブロックチェーンで、考えた人は日本人らしいが正体不明まで知ってる。 より深く知ろうと手に取ったが、専門家がいきなり具体的な中身の話をするもんだからついていけない。 もっと基本的な事を教えて欲しかった。  けど昔あった事件の事とかクローズなブロックチェーンとかIOTとの組み合わせとかはちょっと面白かった。2017/08/15

nekozuki

13
テーマ別とはいえ、複数の著者が分担して執筆しているためまえがきに重複があったりでくどく感じる。ただ、いわゆるビットコインの概説書よりも広範な内容であり、基礎技術のブロックチェーンが発展形としてどのように研究されているかなどは他書よりも実践的で参考になった。2016/12/15

Emkay

10
14人の専門家が各々の立場で各章を執筆しているので内容がばらばらで読みにくいが、それを上回る面白さ。読んでいて目が覚める思い。先日読んだ『フィンテックの衝撃』のように金融に絞っていない分、内容は総花的。フィンテックのバックボーンとなっているブロックチェーンの技術のポイントを、中央集権的な媒体が管理する信用取引ではなく、個人の履歴情報に基づく相対取引を可能にする点だとしている。それにより貨幣の電子的取引が可能になる。汎用性が高いのは金融業以外のIoTの分野だとも論じている。技術面、法律面に詳しい章もある。2016/11/26

kiki

7
ブロックチェーンとは、単なる取引データを記録するデータベースではなく、利用者間で取引情報を受け取り、正確性を確認し、改ざんが難しい形で記録していく技術。記録の内容は誰でも数学的、暗号学的な手法で証明できる。ダウンタイムが無く安価なシステム、コンファメーションコスト削減の可能性、高セキュリティであり、金融界で注目を集めている。証券決済の仕組みで言えば、証券決済機関での名義書換えがブロックチェーンで行われるものと認識すればよい。セキュリティにはマルチシグという複数の秘密鍵の利用ができる。2017/03/12

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